ケロッグ流グループワーク

Class of 2017のTAです。ケロッグと言えば、Collaborative/Teamwork!という印象を持たれている受験生の方が多いのではないでしょうか。この校風は、何よりもケロッグの学習スタイルにあります。ケロッグでは全ての授業でグループワークが課され(コア授業の会計の簿記の仕訳もグループで宿題が出されます)、文字通りチームで物事を進めることがあらゆる局面で求められます。

今回、もはやケロッグの代名詞となっているこのグループワークを掘り下げて考えてみたいと思います。

近年はどこのビジネススクールもグループワーク型の学習スタイルを取り入れてきていると思いますが、ケロッグの大きな特徴は「授業毎に毎回グループが異なる」という点です。他校では入学時に学校側がアサインしたグループで全てのコア授業を一緒にこなすというスタイルが多いと理解していますが、ケロッグではそれがありません。それぞれのスタイルでPros/Consがあると思いますが、ケロッグ・スタイルの良さは以下にあると感じています。

1.自分の強み・弱みを知ることができる

ケロッグでは1セメスター4単位の授業を取ることが通常(3-5単位選べますが、平均すると4単位を選択する人が多いです)であり、2年生プログラムの場合、秋・冬・春の3セメスター×2年で、合計6セメスター存在します。1つ残らず全ての授業でグループワークが課されることから、2年間で24もの異なるチームでグループワークに取り組むことになります。ハードスキルの授業では活躍できるのに、ソフトスキルの授業では中々貢献できない。。。ノンネイティブが多いグループでは活躍できるのに、アメリカ人の中で1人格闘はキツイ。。みたいな異なるグループ・ダイナミズムを経験することで、まさに自分が様々なチームの中でどんなValueを出すことができるのか、日々自分の強み・弱みを再確認できる場となっています。

2. 違ったリーダーシップの型を試すことができる

毎授業でグループが異なることから、グループワークに取り組むスタイルも自分で決めることができます。同じメンバーで顔を合わすと、大抵のケースでは2-3回目のミーティング時に、誰がディスカッションを仕切り、誰がエクセル系の作業を担当するか等、自然に決まっていくものです。一方、ケロッグ・スタイルの場合、授業毎に自分のポジションを意図的に変えることが可能です。実務経験のあるファイナンスでは積極的に場を仕切ってみたり、未経験のマーケティングでは、マーケターの同級生の思考回路を学ぶため、フォローワーに徹してみたりと、リスクフリーの場であれこれ試行錯誤しながら、自分のリーダーシップスタイルを試すことできます。

3. 同級生からの学びが最大化できる

ケロッグでの1年強を振り返り、個人的に最も学びが多いと感じるのがこのグループワークです。投資銀行出身者からエクセルスキルを学んだり、コンサル出身者から会議の仕切り方を学んだり、教授からよりも同級生から学んでいることの方が多いのでは?と感じる程です(勿論、授業そのものからの学びも深いですが)。数多くの同級生のハード/ソフトスキルを盗む機会に恵まれるのは、まさにケロッグシステムのお蔭だと感じています。

振り返り私自身、受験生時にはグループワークの量と仕組みを重視して学校選択をしていました。異なるバックグラウンドを持った同級生とのグループワークからの学びは、まさに座学からは学べない代物であると実感しており、自分の判断に間違いはなかったと感じているところです。


“ケロッグ流グループワーク” への1件のフィードバック

  1. 有難う。無料で気にせず色々と自分の出し方を試せる機会が「物理的に多い」というのは本当に大きいね。

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