Kellogg コアカリキュラムについて


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Class of 2018のSMです。現在1年生の最初の学期を終えたところで、ケロッグのコアカリキュラムの一部を履修したので、ケロッグでのコアカリキュラムの説明と全体的な振り返りをつづりたいと思います。長くなりますので、今回は全体の振り返りにとどめ、個別科目の振り返りはまた後日掲載するか、他の在校生に譲りたいと思います。

 

  • ケロッグコアカリキュラム全体像

ケロッグのコア科目とは必修科目のことで、2年制プログラムに所属するケロッグ生全員が必ず受講する科目のことです(※1)。反対概念としては、エレクティブといわれる選択科目が存在します。卒業してMBAを取得するためには、卒業単位の中にこのコア科目といわれる科目の単位を含む必要があります。

※1)Waiverといわれる試験を受けてパスするか、バッググラウンドが十分とみなされるとある特定の科目の受講が免除になるケースもあります。

2016年度時点ではケロッグ2年制プログラムには10つのコア科目が存在します。
(各科目の概要はコア科目を参照してください。)

  1. Business Analytics I
  2. Leadership in Organizations
  3. Accounting for Decision Making
  4. Business Strategy
  5. Business Analytics II
  6. Finance I
  7. Marketing Management
  8. Microeconomic Analysis
  9. Operations Management
  10. Leadership and Crisis Management

 

  • いつコアカリキュラムを履修するのか?

j) Leadership and Crisis Management以外のコア科目は2年次に進級するまでに必ず取得する必要があります。2年次進級時までと言いつつも、科目によっては取得可能な期間がある特定の期間に限定されています。例えば、上記9つのうち、a) Business Analytics I、b) Leadership in Organizationsはプレタームといわれる、1年次最初のFall Termが始まるまでに取得する必要があります。また、c) Accounting for Decision Making、d) Business Strategy、e) Business Analytics IIは、1年次最初のFall Termでしか開講されないので、ここで取得する必要があります。なお、Fall Termは基本的に4科目の受講が求められており、上記3つの科目以外は、f) Finance I、g) Marketing Managementのいずれかから1科目を選択して受講対象に加えます。Fall Termで取得しなかったコア科目はその後2年に進級するまでに履修し、j) Leadership and Crisis Managementは2年に進級後履修します。

 

  • ケロッグでコアカリキュラムでは何を学ぶのか?

コアカリキュラムでは基本的な会計、ファイナンス、ストラテジー、ビジネスアナリティクス(統計)の知識はもちろんのこと、実践への応用を含めてカリキュラムに含まれています。私自身、コアカリキュラムを学ぶ前は、「今更基本的なことを学んでも。。。」という疑いもあったのですが、実際に受けてみて非常に役に立ったと感じています。当然3カ月で「何年も実務をやっていました!」という方の知識に及ぶところまで理解するのは困難ですが、それでもまじめに取り組めば、翌年度のサマーインターンで必ず役に立つ知識が得られます。これはコアを教える教授のほとんどが実際の現場で多くの経験を積んだ経験者だからで、コアのカリキュラムを組むにあたって実際の現場で必要な知識を伝えることを最重視しているからです。学問として重要な基本事項であっても現場では必要のない内容は平気で飛ばされます(笑)

 

  • ケロッグでコアカリキュラムを受講する利点

ゼネラルマネジメントに強いといわれるケロッグなだけあり、どの科目からも比較的高い質のクラスが受講できます。ただし各科目は複数の教授によって受け持たれていることが多く、教授によりクラスの質や進め方に若干の違いがでることは否めません。基本的に1年次最初のFall Termのクラス/教授は学校側に割り当てられますが、受講開始後一定期間内はコアであってもクラスの変更が認められています。希望するクラスに空きがない場合は、Wait List扱いとなりますが、空きがあれば簡単に変更できます。このような柔軟な対応をしてくれるか否かは学校によっておそらく違いがあるので、「せっかく高い受講費を払うのだからコア科目であっても自分が満足いく選択をしたい!」と思う人には、ケロッグコア科目プログラムの大きな利点となるかと思います。

また、こちらもよく言われることですが、「グループワーク」の多さはケロッグでコアを勉強する利点の一つです。どれくらい多いのかというと、毎週何かしらの科目で2つはグループワークがある感覚です。課題の難易度にもよりますが毎週10時間以上グループワークに費やします。これと並行して当然のことのように予習・個人課題もあるので、グループワークはリクルーティング活動で忙殺される学生の頭痛の種となります。ただし、このグループワークが非常によく考えられてプログラムに組み込まれており、上記に書いたような実践に役立つ知識やスキルを高めてくれる要因のもう一つにはこのグループワークがあります。グループワークで与えられる課題は往々にして授業で学ぶ内容から(いい意味で)大いに飛躍しており、実践に近く、とてもChallengingです。答えが簡単に見えるものは少なく、グループメンバーとともに大いに苦しみながら課題を仕上げます。この答えが見えない感じが実践と似ており、答えが見えないからこそ、議論することが必要で、グループメンバー全員で互いの足りないピースを埋めながら課題を進めていきます。時にはグループメンバー以外へも質問をして助けてもらうことも…。という風に、グループワーク自体は困難なことも多いのですが、個人課題ばかりだと、どうしても課題の難易度が個人でできる範囲に制限され、答えの見えない苦しみを持つことも少なかったと思います。実際のところ、私はファイナンスのバックグランウンドがなく、まったくファインスの知識がなかったのですが、Fall Termで多くのグループワークに取り組むことで、「簡単なバリュエーションならできるようになったかも」という感覚を得られました。楽をしたいという人には進めませんが、苦しみの中自身を成長させたいという方には、このグループワークの多さは大きな利点になると思います。

 


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