米国での就職活動について


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2年生のSayokoです。今回は米国でのMBAの学生に向けての就職活動について自分の体験談や一般的なことを紹介したいと思います。お断りですが、弁護士でもなんでもないので細かいことは書いていません。詳しくは移民局のウェブサイト等をご覧ください。

まず一般的な就労ビザについて

インターナショナルの学生はF1であればアカデミックでの1年間(9ヶ月)米国でフルタイムで在籍すると、CPTという就労ビザが得られます。このビザで夏期のインターンシップを米国で行うことができます。なので、雇用主はビザを支持する必要がないため、基本インターナショナルの学生はどの企業でも就労することができます。しかしながら、現状はこの基本ルールと異なるというのが一般的な見解です。なぜかというと、多くの企業はインターンを通じて学生を評価し、卒業後正社員として雇うことを前提にMBAの学生を勧誘しているためです。たとえば、スタートアップなどそもそも正社員としての雇用を検討していない場合は、説明すれば夏だけ雇ってもらうことは十分可能です。スタートアップのような小さな企業の場合、こうした就労ビザに関する知識を雇用側がない場合も多くあるかと思いますので、説明する必要性はあるでしょう。

アメリカでの就職を考える場合、ケロッグにおいては就職活動方法は大きく3つです。

  • キャンパス内での就職活動
    1. 学校側が応募や面接の時期を指定しています。ウェブ上で履歴書とカバーレターを期日前に提出し、書類選考が通ればキャンパス内で1次面接、2次(最終)面接を本社やキャンパス内等で行う場合です。
    2. 応募条件にインターナショナルを雇う雇わないがはっきりと記載されています。
  • オフキャンパスではあるもののケロッグの就職ウェブサイトに掲載されているポジションについての就職活動

1との違いは第1面接がキャンパス内で行われない。期日が企業やポジションにより大分異なる。学校側の強制力はないため、応募後連絡が取りにくく、結果がわかりづらい(書類選考中なのか落とされたのか)。

企業によってはネットワーキングという対面でのイベントに参加する場合もある。そうでない場合の方が多い気もする。

  • 完全なるオフキャンパス

学校からの情報や、卒業生のネットワーク等を利用し就職活動を行う。

個人的な経験からだと、インターナショナルを雇う企業はキャンパスに来る企業の半分以下だという見解です。ですので、選択肢は自然と絞られてきます。ただ、アメリカでよくあることは全て交渉次第ということです。クラスメートはインターナショナルを雇わないとはっきり書いてある会社でしっかり夏のインターンをし正社員の内定も獲得していました。言うまでもなく、うまくいく場合といかない場合があるので時間と労力、リスクを吟味したうえでの戦略が必要といえます。

まとめると、MBAの学生と競い合ってインターンシップのポジションの内定を取る事は簡単ではないですが、インターナショナルにはさらに選択肢が狭まるという事実があること。これは言語や文化的違いも考慮するとハードルはやや高いということです。アメリカではネットワーキングというコネ作り、顔売りのイベントが多くあります。企業によりその重要度は異なりますが、このネットワーキングは日系企業と大きく違う点の一つかも知れません。

もし米国勤務を強く望まれるのであれば、こういった難点はありますが米国就職の可能性はあります。個人的な見解ですが、やってやりきってそれでもだめだったら別の道がある、それはその時考えればいいと思います。結論だけを言えば、私は上記2番の方法で夏のインターンシップを健康保険会社で行いました。面接に進めた理由はキャンパス内でのネットワーキングで人事の方と非常にいい会話ができたためです。卒業後も同社の米国本社にて就職予定です。私はもともとアメリカで6年近く働いていたので(H1bという就労ビザの最大期間ほぼ全て)正社員は絶望的なんてインターナショナルの学生の担当者いわれました。なぜならビザの切れた後は永住権しか道はなく、会社がそれだけ私に弁護士費用等の投資をしないといけないので、就労ビザでとりあえず3年くらいお試しということが出来ないからです。まずそういった受験生の方は皆無かもしれません。この経験から何を伝えたいかというと、こんな苦しいビザの状況であっても頑張れば結果はついてくるということです。私のインターナショナルの友人の多くも米国での就職が決まっている人がかなり多くいます。運もだいぶ必要ですが、努力は報われると信じて日々前進するのみです。肝心なことは、努力を怠らずそして諦めないことです。

現在H1bビザは年間発行数以上の応募があり、初めてアメリカで勤務される場合は抽選となります。当選率は3割と聞き、企業がインターナショナルを雇いづらい環境となっているといえます。落選した場合、1年OPTというビザで勤務後、企業側が米国外のポジションを探さないといけないため企業の負担が大きいためです。私が勤務した会社は、この負担の増大によりインターナショナルを残念ながら今年から打ち切りになりました。もし当選に外れれば最悪解雇でなければ、米国外での勤務が大いにありうることを念頭におく必要があるでしょう。


「米国での就職活動について」への1件のフィードバック

  1. Sayoko有難う。ここまで率直な状況を記載しているMBAブログはないのでは?という位重要な情報だね(これまでLとEビザを難なく入手してきた自分が恥ずかしい。。)。
    僕は日本でのインターン就職活動のみ行ったので、アジア他のインターナショナルが大変な労力を費やしてインターンそしてフルタイムを勝ち取っている(或いは苦しんでいる)という状況をタイムリーに共有出来ていないので、こういった話は勉強になります。

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