弁護士・会計士の受験体験記 Class of 2007 – 2013

Case1:法律事務所勤務の男性

プロフィール

コース MBA(2Y)
性別 男性
学歴 1999年 東京大学 法学部卒業、 2005年 University of Virginia, School of Law 卒業
職歴 法律事務所 5年
職務概要 M&Aを中心とした企業法務

Why MBA

企業法務実務に携わる中で、ビジネスを体系的に学びたいと思ったため。
M&A案件の中では、特にファイナンス理論や会計知識を身に付けることで、より総合的な視点からクライアントに対してアドバイスをしていきたいし、また、一般の企業法務においても、経営者の意思決定手法を学ぶことで、より経営戦略に踏み込んで、それに付随するリーガルサービスを同時に提供したいと願っている。
MBAでビジネスセンスを身に付け、ビジネス・リーガルのセンスを兼ね備えたアドバイザーとなることによって、クライアントに対して、より付加価値の高い、かつ効率的なサービスを提供したいと希望している。

Why Kellogg

ビジネスを幅広くかつ体系的に学びたかったため、全分野において充実した授業を提供しているKelloggは理想的な環境だった。授業の形式についても、講義主体のものとケース重視の授業がそれぞれ充実しているため、自分のレベルに応じて理論を学んだ後、実践的な訓練を積むことができ、2年間のMBA生活を最も実のあるものにすることができる。
さらに、KelloggのTeamwork重視のCultureも自分にとって最高の環境であった。自分のキャリアにおいて、常にTeamで仕事をすることになるため、異業種の学生たちの間でのTeamworkスキルをさらに磨いていくことは、MBAの重要な目的の一つであった。そして、少人数のStudy Groupで活発に議論せざるをえない環境が与えられることで、英語でのコミュニケーション能力を上げようと思っていた。
最後に、Kelloggの学生は、(少なくとも自分にとっては)全人格的にバランスの取れた学生が集まっていると感じたので、そこに身を置くことによって、自分の人間の幅も広げていきたいと思った。

受験スケジュール

2003年9月 Law School(LLM)の受験を始めた時点で、その卒業(2006年5月)後にMBAに行きたいと考え始める。
2004年2月 TOEFL準備開始。LLM受験で必要だったため、1ヶ月間予備校に通う。
2004年10月 TOEFL終了。
2005年2月 GMAT: UVA(LLM)に合格後、2ヶ月間予備校に通うが、6月の渡航準備が忙しかったため、日本では特に復習もせず試験も受けない。
2005年6月 渡米
2005年6月~11月? GMAT(LLMのための)サマースクール、Law Schoolの授業の合間に予備校の教材を見直しながら受験を続ける。
2005年11月 GMAT終了。
2005年12月 Essay準備開始。
2006年1月 Essay終了、出願。Interviewの練習開始。
2006年3月 受験終了。のはずだったが、結果はWaitlist。
2006年4月~5月 追加Essayの提出等。
2006年6月 繰上り合格!

TOEFL

LLM受験でも必要だったため、1ヶ月間予備校に通ったが、その後しばらく仕事が忙しくなり全く勉強しない時期が続いたため、実質3ヶ月程度しか勉強期間が取れなかった。
さらに、海外経験ゼロだったため、とにかくListeningに苦労した。そこで、Listeningだけに集中して勉強することとし、予備校でもらったCDと市販のCD付教材を通勤時間と昼休みにシャドーイングをした。
10月に最低ラインを超えたので、そこでTOEFLの勉強は終了。
純ドメの私にとっては、1日30分、3ヶ月程度ではとても聞き取れるようにはならなかった。なので、Listeningに不安のある方は、とにかく早めに勉強を開始することをお勧めする。

GMAT

UVA(LLM)に合格後、2ヶ月間予備校に通うが、6月の渡航準備が忙しかったため、日本では特に復習もせず試験も受ける時間がなかった。2005年6月の渡米後、(LLMのための)サマースクール、UVAの授業の合間に予備校の教材を見直しを開始した。
こちらは、Verbalが(SC, CRともに)悪かったので、ひたすらVerbalに集中して勉強することにした。あまり時間が取れなかったため、予備校でもらった教材の復習だけに絞り、間違えた問題を繰り返し解いた。
11月に最低ラインを超えたので、そこでGMATは終了。
こちらも週1日、2-3時間を半年程度ではとてもVerbalの点数は伸びず、最後まで分からないまま終わった。きっと、日本にいればよりよい方法論の情報が入手できると思うので、私の方法は参考にしないほうが良い、というのが私のアドバイスだ。
なお、GMAT受験の際に、PCが30分程度ストップするトラブルがあり、それを理由にもう一回受験させてくれとGMACにお願いしたが(GMAC曰く「慎重に検討した結果」)却下されたので、多少のトラブルでは5回を超えて受験することは認められないようだ。

エッセイ

渡米後はとにかく情報が少なかったため、GMAT終了までは単なるLLM受験時の焼き直し英作文を作って満足していた。(特に、LLMのEssayでは、Why LLM, Why UVA, Long-term goal等を突っ込んで書くスペースがなかったため、深く考えたことがなかった。)
ところが、その後キャンパスビジットの際に経験談を伺い、内容に大幅改訂が必要であることを痛感し、2005年12月からUVAのアメリカ人学生にコメントをもらうなどして終了。UVAでのFinal Examと並行しつつ1ヶ月弱しか考える時間がなかったので、Interviewに全てを賭けることに腹を決める。
こちらも、1ヶ月弱では内容を十分練ることができないし、Native Speakerに言葉を直してもらう時間もなくなるので、早めに手を着けることをお勧めする。

インタビュー

こちらも、情報が少なかったため手探り状態ではあったが、Essayの内容さえ頭に入っていれば大丈夫だろうと考え、それをコンパクトに受け答えできるように練習することとした。
Essayがしっかりできていれば、回答に困ることはないと思ったので、何を答えるか自体にはあまり心配していなかった。問題はスムーズに話せるかどうかだったので、想定される基本的な質問に対する回答をスムーズに言えるように練習することとした。
実際には、各校のInterviewの1週間程度前になると、毎日1時間程度、自宅で繰り返し練習をして本番に臨んだ。

Kellogg受験に際して

Waitlistから繰り上がった経験から言うと、とにかく熱意を伝えればよいと思う。私の場合、Waitlist後キャンパスビジットをする時間がなかったため、Admission Officeに(話すネタが何もなくなったとしても)何度もメールを送ったり電話をかけたりして、どうしても行きたいと伝え続けた。それを続けるうちに、次第にAdmission Officeの態度が(当初は「どうなるか分からない。」と言っていたのが、「空きができれば大丈夫だと思うよ。」というように)変わっていくのが分かったので、自分の方針で誤っていないと自信を深め、コンタクトを取り続けた結果、繰り上がることができた。したがって、もしWaitlistになったとしても、あきらめずに押し続けることが重要だと思う。

受験生へのメッセージ

Kelloggは2年間のMBA生活を過ごすには最高の環境がそろっています。
受験準備は大変だとは思いますが、是非一緒にKellogg生活を満喫しましょう!
絶対にあきらめずに頑張ってください!