総合商社出身者の受験体験記 Class of 2007 – 2013

Case1:商社勤務の男性

プロフィール

コース MBA(2Y)
性別 男性
学歴 早稲田大学理工学部
職歴 総合商社6年
職務概要 入社以来ハイテク関連の新規事業の立ち上げに従事。2年目より新規に立ち上げた事業会社に出向して、経営企画、人事、製品開発、システム開発、マーケティング、営業と半年から2年程度の期間毎にスイッチする形で幅広いミッションに従事していました。

Why MBA

自身の新規事業立ち上げの仕事は充実していて楽しかったのですが、各々のアサインメントに行き当たりばったりで取り組んでいる印象を持ち始め、自身そのことに不満を感じてもいましたので、一段高い視点で統合的にビジネスの意思決定を行う為の知見を身に着けたいと思いMBAの取得を考えるようになりました。また、立ち上げた事業会社の収益が安定し、exitに近づいてきたこともあって、自分の中で取り組んできた仕事の区切りを付けやすかったというタイミングの問題もあったと思います。

Why Kellogg

自分の学校選択の基準として、(1)マネジメントに力点を置いている、(2)授業と専攻の幅が広い、(3)コアのカリキュラムがしっかりしている、(4)規模(主に学生数)が大きい、を重要な要件として学校を選んだ結果、合格した学校の中で最も理想に近いと考えたKelloggに進学することにしました。(1)、(3)は自身のこれまでのキャリアで感じるようになった問題意識、(2)はビジネススクール入学後に学びたい分野の趣向が変わったときの受け皿の広さ、(4)は卒業後のネットワークという観点で私にとって重要だったと考えています。結果的に他校との比較においてこれらでKelloggが比較優位にあるかはもちろん解りませんが、高い水準にあることは間違えないのではないかと感じています。

受験スケジュール

入社4年目の途中に受験をすることを決めて準備を開始しました。TOEFLは比較的順調に満足のいく点数が取れましたが、GMATが不振で十分な結果を得るのに大分時間がかかりました。エッセイはGMATを開始してしばらくしてから基本的なテーマについては考えるようになりましたので比較的十分な準備期間をもてたと思います。尚、TOEFLのリスニング、GMATのVerbal、エッセイで予備校を活用しています。

2002年8月 TOEFL勉強開始
2003年2月 TOEFL終了
2003年3月 GMAT開始
2003年9月 エッセイ開始
2004年8月 GMAT終了
2004年10月 各校に出願開始
2005年1月 Kelloggから合格通知(1st)

TOEFL

所謂純ドメでしたので、リスニングに苦労したことを覚えています。リスニングだけ予備校のコースに2ヶ月程参加して勉強しましたが、その後飛躍的にリスニングが伸びたのでかなり効果があったのではないかと思います。いずれにしても、努力することで確実に点数の伸びる試験だと思いました。

GMAT

Verbalには大変苦労しました。予備校にも通いましたが、よく言われるように努力に比例して点数が上がりませんので、ある程度初期の段階で予備校で基礎を学んだら、根気強く受け続けるしかないと思います(特に純ドメの方)。数学は安定して50-51をkeepしてVerbalがたまたま良くなるのを待つしかないかなと今でも思います。

エッセイ

始めはある程度自分で本などを読んで書いていましたが、途中から内容を深堀りするために予備校を活用しました。自分でやると自分の主張したいことに偏りがちですが、予備校のカウンセラーという第3者を活用することで、アドミッションが本当に知りたいこと等にフォーカスを当てて効率的に仕上げることができたと思います。あと、エッセイ以外のアプリケーションなどには不慣れなものもありますので、これらは彼らの知見を借りることで効率よく処理できたと思います。

インタビュー

これも特に私のような海外経験の少ない人間にはハンデがあると思いますので、十分練習をして臨むことを心がけました。予備校などでは模擬インタビューをやってくれるところが多いと思いますので、是非活用するとよろしいかと思います。自分の全く思いがけなかったポイントを指摘してもらったりと為になりました。とはいえ最初のほうは学びが多いのですが、3回くらいやると段々学びが少なくなってきますので、ある程度やれば十分だと思います。

Kellogg受験に際して

よく言われるようにKelloggはチームワーク或いはそれに関連するリーダーシップを非常に重要視していますので、それに関連するような自分の体験やエピソードについてはエッセイを各段階やインタビューの事前に深堀りしておくようにしました。

受験生へのメッセージ

ことMBAの受験はテストの点数だけ決まるものではなく、寧ろ情報収集やスケジューリングをはじめとした所謂普通のビジネスあるいは就職活動とも似通っている部分が大きいと思います。その意味では、良い受験仲間やメンターに巡り合って効率よく乗り切ることも大切だと思います。もちろん仕事と並行しての受験勉強自体は本当に大変だと思いますが、皆が経験するステップですし、それにより成長することができると思いますので、プロセスを楽しみつつ根気強くがんばって下さい。