リクルーティングは業界や個人によって多種多様な道のりになります。主に米国内での就活且つ2Yプログラムを想定しざっくり申し上げると、9~10月頃から投資銀行、コンサルティング、Tech業界などの大手企業を中心に企業イベントやネットワーキングイベントが活発化し、秋の訪れと同時に多くの学生がインターンオファー獲得のために忙しく過ごし始めます(この頃から「あれ、最近あの人見ないな」ということが起こり始めます。)。なお、1Yプログラムの場合はより早いタイミングで本オファー獲得のための就活を行うことになります。
特に大手各社の面接は1月以降から本格化し、3月頃には大勢が決します。この頃には、上手くいけば各学生が1年生と2年生の間の夏休みに行われるインターンのオファーを獲得することになります。
なお、繰り返しですが、上記スケジュールは会社や業界によって千差万別ですので、自身の興味に応じてしっかりと情報収集を行う必要があります。
ここではKelloggにおける一般的なRecruitingに関するサポート/オポチュニティを紹介します(米国内での就活を想定)。
Kellogg – CMC
リクルーティングに関するKelloggのサポートは基本的にCareer Management Center (CMC)に一元化されています。CMCは、Kellogg推奨フォーマットでのレジュメ・カバーレターの書き方を指導することから始まり、Career Coach (リクルーティングに関するアドバイザー)及びCareer Peer(MBAの2年生)を通じたマンツーマンサポート、各種業界のJob Opportunityの一元管理・掲示、その他キャリアイベントの開催などを行っています。また、情報収集のための各種ベンダー等もKelloggの一括契約のもと使うことができます。
Student Clubs / Interview Preparation Group
Student Clubsも併せて参照いただければと存じますが、Professional Clubsはリクルーティングに関する重要なコミュニティとなります。同じ業界を志望する学生或いはその業界出身の学生と出会えるのはもちろん、各社リクルーティングイベントや業界関係者のスピーカーイベント等のオポチュニティも数多く開催されています。加えて、Interview Preparation Group (IPG)と呼ばれる業界特化のリクルーティング対策グループが有志の2年生によって組成され、オファー獲得に向けて実践的な就活対策(Mock Interview、Case面接練習、その他業界基礎知識に関する勉強会)を行うことが可能です。
Coffee Chats
Kelloggでは学生同士の情報交換が盛んに行われており、15~30分程度でクイックに情報交換を行うことをCoffee Chatと呼んでいます。自身が興味がある業界・会社に関して知識がある学生にSlack(学内でのコミュニケーションツール)を通じて連絡をすれば99.9%返信が返ってきてCoffee Chatを行えるので、慣れない米国での就活だとしても情報収集は比較的容易に行えると思います。
なお、日本国内でのインターン・就活は上記とは違うタイムラインで動くことになり、またKelloggのリソースも参考にならない場合があります。個人でのネットワーキングはもちろん、Kelloggの日本人学生間や他MBA生間での情報交換を行いつつ、進めることが肝要です。