ビッド制度

Class of 2020(1年生)のMです。選択授業の取りやすさについて聞かれることがありますので、本日はビッド制度について説明したいと思います。

Kelloggでは、主に選択授業の選択において学生間の公平性を担保するためにビッド制度を採用しています。各学生が自分の取りたい授業にビッドし、高いポイントを入れた人から順にクラスの席を確保できるというものです。授業ごとに定員が決められており、例えば65名が定員の授業では、上から65番目までの高いポイントを入れた人がその授業を履修する権利を得ます。

Kelloggのビッド制度では、1年生に2,000ポイント、2年生に3,000ポイントが与えられます。1年生の場合は秋学期がほぼコア科目でビッドが不要のため、冬学期と春学期で2,000ポイントを使います。2年生は秋・冬・春学期で3,000ポイントを使うので、いずれも1学期1,000ポイントという計算です。学期ごとにポイントの持ち越しは可能ですが、2年生になるときにいったんゼロとなり、新たに3,000ポイントが割り振られます。

学期ごとのビッドは第1ラウンドと第2ラウンドから構成され、基本的にはこの2回で自分の取りたい授業を確定させます。過去の授業ごとのビッドポイントは、受講した学生によるその授業の評価とともに全てデータ化されており、学生はオンラインで閲覧可能となっています。なかなか過去の傾向通りにはいかないのですが、第1ラウンドではそれしか頼りになるものがないので、それを踏まえて自分の取りたい授業と入れるポイントを決めていきます。その後、第1ラウンドでのビッド結果を踏まえて、第2ラウンドでの方針を立てます。第2ラウンドでは、第1ラウンドで定員に達しなかった授業のみビッド可能となります。同じ授業でも第2ラウンドの方が定員に近い状態になり、より高いビッドポイントが要求される傾向にあります。

最終的には、履修定員ギリギリのビッドポイントを入れた学生のポイントが授業のクロージングコストとなり、上澄み部分は各人に返却され、次の学期で使用可能です。例えば定員50人の授業で1番高い人が1,000ポイント、50番目の人が200ポイント入れた場合、その授業のクロージングコストは200ポイントとなり、1,000ポイント入れた人には800ポイントが返却されます。また、ある科目にビッドしても、最低ビッドポイントに届かず履修出来なかった場合は、そのポイントは返却されて次の学期で使用可能です。そのため、ある授業を取り損ねても、気を取り直して、返ってきたポイントをもとに次の学期のビッドに臨むことができます。

当然ながら、人気の高い教授の授業を取るには高いポイントが要求されるため、年間を通した自分の理想的なクラスポートフォリオを視野に入れた上で、プランBも含めて戦略を立てる必要があります。ビッドが近くなると、友人との会話でも、何を取るのか、何ポイント入れるのか、といった話題が多くなります。一緒の授業を取ろうと考えている友人とは、一緒に戦略を立てたりもします。それだけ皆楽しみにしていることでもあります。中にはネゴシエーション系やマーケティング系で1,500ポイントを要求される授業もあり、当然ながら全てを人気教授かつ人気科目で占めることは困難です。その中で、「この教授のこの授業だけは絶対に取る」、あるいは、「この分野は一番人気の教授でなくてもよい」というメリハリをつけてビッド戦略を立てていく必要があります。結果的には、大多数の学生が、ある程度満足のいくビッドができているように感じます。

私個人はというと、この1年間で1つだけ取りたい授業を取り損ねてしまいました。結果論ではありますが、他の授業にビッドポイントを割り振りすぎてしまい、その取りたい授業に十分なポイントを割り振ることができませんでした。ただ、逆に言うとそれ以外は取り逃すことなくすべて取ってきたということでもあります。その取り損ねた授業もまた2年生になったときに確実に取れるように、戦略を立てていきたいと思います。

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