授業紹介

皆様はじめまして。一年生のNKと申します。つい先日秋学期の期末試験が終わったところということもありますので、今回は私が秋学期に履修した授業を紹介致します。

Leadership in Organizations 

前回の投稿で紹介があったCIM Week の直後の9月中に、一日3時間ずつの10日間の集中講義で実施されるコア科目の授業です。内容は、行動心理学的な観点から組織における人間の活動を分析し、それを前提として組織においていかにリーダーシップを発揮していくかを考えるというものです。

私の担当教授は、授業運営についての創意工夫に富んだ若手教授でした。授業は相当程度Experiential Learningの色彩が強く、例えばNegotiationについての授業では、学生にグループを組ませ、グループ同士仮想のビジネス事例について交渉させる、という場面がありました。仮想の事例にもかかわらず、インド人と中国人のクラスメートが興奮して双方譲らず、制限時間をオーバーして教室に戻ったのが今でも印象に残っています。

成績は個人ベース及びグループベースの課題の出来と、期末試験(10日間の授業終了後にすぐ実施)とグループのファイナルペーパー(自分が知っているsenior executiveをインタビューし、その人物がどのようにしてネットワークを築いてきたかを分析するもの)の出来によって決定されます。

Accounting for Decision Making 

会計のコア科目です。必修科目ということもあり、前半は借方貸方等々の基礎的な項目をカバーしますが、中間試験後の後半は繰延税金負債なども扱ってました。私の教授は日本やタイなどでも定期的に会計を教えている人物で、授業中も日本やタイや中国の企業の財務諸表を使って話をしてくれました。

成績は個人ベース及びグループベースの課題の出来と、中間試験・期末試験の出来で決まります。但し、中間及び期末の成績への反映度については、学生のバックグラウンドの違い等に考慮し、より出来が良い方を大きく最終的な成績に反映させるという配慮をしてくれていました。

Turbo Decision Making and Statistics 

統計の授業です。Turboというのは、二つのコア科目を一緒にして、本来二学期にわたって履修する項目を、一学期でまとめてやってしまうということです。前半はDecision TreeやOption を含む確率論全般、後半は回帰分析について学びました。

Turboというだけあってワークロードは相当ヘビーだったのですが(個人ベースの課題とグループベースの課題が同じ日にdueということが度々あり、朝の3時4時まで課題に追われることもしばしばでした)、教授が非常にウィットに富んだ人物で、毎回毎回考えさせられる講義をしてくれました。統計のレクチャーは眠くなってしまうというのが一般的な認識かもしれませんが、そういうことが皆無で、授業が毎回楽しみで仕方ありませんでした。また、この授業のグループメンバーが、日本人(私)、ペルー人、インド人、メキシコ人の4人で、国際色豊かなグループでした。最後には激しいワークロードを共にした戦友のような意識が芽生え、良い友人ができて良かったと思っています。

成績は普段の個人及びグループベースの課題と、中間試験・期末試験の結果によって決定されます。

Business Strategy

ストラテジーのコア科目です。Porter’s Five Forces, Competitive Advantage, Synergy, Vertical Integration, Growth等々のトピックをカバーしました。

若手教授の授業でしたが、ものすごく頭が切れ、マシンガントークをする人物で、正直ついていくのに苦労しました。授業では、各トピックについての簡単なレクチャーの後、新聞記事やHBS・Kelloggのケースを土台に、大変活発なディスカッションが繰り広げられていました。また、大変accessibleかつresponsiveな教授でもあり、時間の関係上授業で扱いそびれたユニクロの記事について質問したいと一度メールをしたところ、「じゃあ30分くらい僕の部屋で話そう」とわざわざ時間をとってくれました。この授業はLeadership in Organizationsと同じく、CIM Weekでアサインされるセクションで受ける授業ということもあり、最後の授業では、彼に感謝・親睦の意を表すために、皆で彼の普段の服装(ワイシャツ+ベスト)を真似して、記念写真を撮りました。

成績は普段の個人及びグループベースの課題と、中間試験・期末試験の結果によって決定されます。

Marketing Management 

マーケティングのコア科目です。Target Customers、Value Propositionを中心としたマーケティング戦略、及びProduct, Service, Brand, Incentives, Price, Communication, Distributionなどのマーケティング戦術、そしてこれらの関連性について学びました。

教授はブルガリア人で、マーケティングの諸概念について非常に簡潔かつ充実した教科書を書いている人物です。この教科書は大変気に入っていて、おそらくコンサルのケース面接の準備をするのにもかなり有用と思います。普段の授業ではおっとりしたティーチングスタイルなのですが、最後の授業ではキャリア論について熱弁をふるってくれ、思わず目頭が熱くなってしまいました。

成績は普段のグループベースの課題と、ファイナルペーパーの結果によって決定されます。ファイナルペーパーでは、ケースをダウンロードとしてそのケースに出てくる企業のマーケティング戦略・戦術についてRecommendationを書きました。制限時間は特になく、教科書等を参照しても良いのですが、唯一クラスメートと一切相談してはいけないというルールがありました。このようなルールを設けても、強制力がないのではないかとお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、Kellogg生はCIM Week 中にHonor Codeに署名しているので、このようなルールは必ず守らなければいけません。

Honor Codeの詳細については、以下をご覧ください。http://www.kellogg.northwestern.edu/stu_aff/policies/honorcode.htm

「授業紹介」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA