日本人MBA学生の就活についてのまとめ

2Yプログラム現在2年生のYK(Ⅱ)です。私費で留学しています。今回は米国MBAに通う日本人学生の就活状況について書きたいと思います。私費で留学される方にとって就活はMBA留学でもっとも重要なイベントだと思います。私は周りにMBAの卒業生が全くいない環境にいたため、MBA受験をするかどうか決断する際には、卒業後にどんなキャリアのオポチュニティーがあるのか見当がつかず不安でいろいろ調べました。しかしその時具体的でまとまった形の就活情報をほとんど見つけることができませんでした。本エントリでは今後MBAを目指される方がMBAを受験するか決断し、また就活をスムーズに進められるよう、少しでもお役に立てるよう情報提供できればと思います。(なお、私は海外就職向けの就活をほとんどしていないため、情報は日本での就活に限ることをご了承ください。)

 

1.就活全体観

MBAに行くことで間違いなく取り得るキャリア選択の幅は広がると思います。それは業界の軸、職種の軸、場所の軸、すべてにおいて言えることだと思います。例えば、業界で言えば投資銀行・製薬業界など、類似した経験がないとなかなか中途で入社することが難しい業界に入ることができます。職種で言えば技術職からマーケティング、サプライチェーンからファイナンスといったように過去の経験と全く異なるファンクションに移ることもできます。場所の軸では、学校のある国や第三国の企業に採用されて、日本以外で働くこともMBAを持っていればより容易になるでしょう。内定への倍率についても、MBAに合格した時点ですでに強力なスクリーニングが働いているため、新卒就活に比べかなり低い倍率で戦うことができます(倍率数十倍といったような運もなくてはならない就活をする必要はありません)。さらに、在学中のインターンシップを通じて業界や会社と自分との相性について実地で確認をすることができるため、就業後のミスマッチも防ぐことができます。このようにMBAはキャリアを良い方向に進めるために良いことが非常に多いのですが、MBAを持つことで入りやすくなる業界・職種・会社には大きく偏りがあるため、それらに対して自分が興味があるのかどうか考えてみることが重要だと思います。

 

2.就活の流れ一例

まず、日本人MBA学生の就活の流れについてイメージをつけていただくため、スケジュールを含めた就活の一例をご紹介します。

就学前の4月~5月頃、各会社が行う壮行会という名の企業説明会に出席。また、転職エージェントが主催する合同説明会に参加。留学後、秋に学校内や学校近所で開かれる会社説明会に出席する。電話・スカイプベースで事前面接を開始。11月下旬(例年)にボストンで開かれる日本人留学生をリクルーティングする企業が日系・外資問わず一堂に集うボストンキャリアフォーラム(通常ボスキャリ)で本面接を行いサマーインターンの内定を獲得。夏にサマーインターンを行いフルタイムの内定を獲得。しかし他の企業も見てみたいため、その年の秋のボスキャリに再度参加したり、ボスキャリに来ない企業に直接アプローチしたりして引き続き就活を続ける。インターン先を含め複数のオファーを獲得し、その中でもっとも興味のある会社に決定する。(インターン先のオファー期限は会社によってことなるものの、インターンをした年の年末ごろまで待ってくれることが多いような印象です)

 

3.MBA生をリクルートする企業の分類&特徴

ここではMBA生を採用する企業を、1.ボスキャリに参加する企業(「ボスキャリ企業」)であるか否か、また、2.MBA新卒をファストトラック枠で採用する企業か否か、の2つの軸を用いて分類し、それぞれのカテゴリの特徴について述べさせていただきたいと思います。

3-1.分類

a. 「ボスキャリ企業」か否か

  • 「ボスキャリ企業」: ボスキャリに参加する企業。留学前壮行会を開催したり、学校に求人を出してきたり、学校内または学校の近くのレストラン・ホテルで個別説明会を開催したりする。募集要項を学生向けに直接送ってくれることも多い。そのため、企業や同級生を通じて放っておいても情報が入ってくる。基本的にMBA生のポテンシャルを買って採用するので基本的に過去の経験は問わない。よってキャリアチェンジしたい人向け。なお、ボスキャリに来るか否かは年によって変わることもある。
  • 非「ボスキャリ企業」:直接企業に問いあわせるかエージェントを通じて自分から求人を探して受験するタイプ。常にMBA生を募集しているわけではない。こちらから主体的にアプローチしていく必要がある。

 

b. MBA新卒をファストトラック採用するか否か

  • 「ファストトラック採用」企業: MBA新卒を幹部候補として特別プログラムに入れ、いわゆるキャリア組のような枠に入れる企業。MBA専用プログラム(MBA枠)を提供する企業と、MBA以外の人も応募可能なプログラム(一般ファストトラック枠)を提供する企業の2種類がある。MBA専用プログラムのところでは主にマーケティングかファイナンスで採用し、数か月~1・2年単位で複数の部署を経験させ、適正と本人の希望を考慮し本配属を決める。経験がなくてもポテンシャルで採用してくれることが多いのでキャリアチェンジしたい人に向いている。
  • 「通常採用」企業: その名の通り、採用されてもMBAなしで入社したほかの社員と待遇面やキャリア面で基本的に差がでない採用をする企業。

3-2.それぞれのカテゴリの特徴

ボスキャリ企業 非ボスキャリ企業
ファストトラック採用 ①    事業会社志望学生の主戦場 ③目の付け所がシャープな人が受ける。ただし対象企業はほとんどない
通常枠採用 ②    プロフェッショナルファーム志望学生の主戦場 ④玄人好み就活。ブルーオーシャン?

①ボスキャリ*ファストトラック採用:

ここに来るのは事業会社が主なところ。外資系メガファーマ数社、Amazon、マイクロソフト、楽天など。トータルで大体5社~7社くらい。会社にもよるが学校近くとボスキャリの双方で説明会や面接を行うため、接触機会は多め。

②ボスキャリ*非ファストトラック採用:

戦略コンサル、外資系投資銀行のいわゆるプロフェッショナルファームが主なところ。トータルで10社強くらいか。①と合わせて日本人MBA生就活の主戦場を形成する。感覚的には7割くらいのMBA学生は①か②で就職をするのではないか。

③非ボスキャリ*ファストトラック採用:

ここに入る企業はかなり希少。年によっても変動する。2016年現在ここに入るのは外資系メガファーマのMDSと日産くらいか?

④非ボスキャリ*非ファストトラック採用:

要するに普通の中途採用。よって対象企業は実質的に無限。ここはポテンシャルというよりもMBA前の経験次第で採用可否や待遇が決まることが多い。MBA枠採用のリーダーシッププログラムのように、キャリアチェンジと待遇の両方を得ることは一般的に難しいといわれる(キャリアチェンジした場合は未経験採用となり待遇はあまりよくない、逆に待遇をとるのであれば経験者採用を狙うことになり、今まで経験してきた業務範囲から抜け出しにくい)。なお、ここのカテゴリで注意しなくてはいけないのは、多くの場合勤務開始時期から1~2か月前にならないと受験することが難しいこと。空きポジションが出次第なるはやの人員補てんをしたいため。つまり、サマーインターンで得たフルタイムオファーの回答期限が来ることが多い2年目の年末時点では受験できない企業が多く、フルタイムオファーをRejectして卒業直前の最終学期3月~6月に就活をする必要があるということ。卒業の直前までオファーなしでいるというのは精神的につらいので、ここまで引っ張るMBA生は多くない。ただし自分のポテンシャルをフルに発揮できるような面白い求人がひょっこり現れることもあるようなので、リスクをとる価値はあるかもしれない。

 

4.学校のランキングと就活の有利不利について

言うまでもなく最も重要なのはその人の実力やMBA前の経験の質、その会社・業界とのフィットですが、あえて言うならランキングで言うTOP5、TOP20のラインの上にいるか否かで若干、内定を取るまでの容易さに差はあるような気がします。(ランキングは毎回変わるし媒体によって異なるので絶対的なものではありませんが)

TOP5ライン:リクルーターの中には明確にTOP5を別格視し、それらの学校から学生をとりたいといっている人もいました。2人の候補者の実力が同じであればTOP5の学生をとることはあり得るかと思われます。また、TOP5であれば大概の企業があちらから出向いてきてくれるため、時間と費用をかけて説明会や面接のために遠出をする必要は少ないかと思います。

TOP20ライン:コンサルティング会社や投資銀行の一部では説明会や面接に呼ぶ際に学校名でボーダーを引き、リストにない学校の人には書類選考や筆記試験を課すなどしているところもありました。TOP20以下の学校では企業からのアプローチの量が相対的に少なくなるのに加え、筆記試験などの採用のステップが多くなり、内定獲得までの労力がトップスクールの学生に比べ増えることは可能性としてあり得ると思います。

 

5.ケロッグでの就活について

他のブログでも多く書かれているので簡単に触れるだけにしますが、企業との接触機会、学校からのサポート、学生主催の面接対策、学校のブランドによりプレミアム、これらすべてにおいてケロッグは全てMBAスクールの中でトップレベルにあるのは間違いないと思います。ケロッグ生の多くが希望をする業界・就職先からオファーを得ていることからも明らかです。この理由の一つは、優秀な学生がランキングと学校の規模から他校に比べても相対的に多く集まっており、さらに非常に協調的カルチャーがあるため、日本人・非日本人問わずお互いに貴重な情報を共有しあったり、面接練習等でお互いに高めあったりしているためと思われます。

以上、簡単ですが日本人MBA生の就活についてイメージしていただくために、このエントリが少しでも役に立てば幸いです!

米国での就職活動について

2年生のSayokoです。今回は米国でのMBAの学生に向けての就職活動について自分の体験談や一般的なことを紹介したいと思います。お断りですが、弁護士でもなんでもないので細かいことは書いていません。詳しくは移民局のウェブサイト等をご覧ください。

まず一般的な就労ビザについて

インターナショナルの学生はF1であればアカデミックでの1年間(9ヶ月)米国でフルタイムで在籍すると、CPTという就労ビザが得られます。このビザで夏期のインターンシップを米国で行うことができます。なので、雇用主はビザを支持する必要がないため、基本インターナショナルの学生はどの企業でも就労することができます。しかしながら、現状はこの基本ルールと異なるというのが一般的な見解です。なぜかというと、多くの企業はインターンを通じて学生を評価し、卒業後正社員として雇うことを前提にMBAの学生を勧誘しているためです。たとえば、スタートアップなどそもそも正社員としての雇用を検討していない場合は、説明すれば夏だけ雇ってもらうことは十分可能です。スタートアップのような小さな企業の場合、こうした就労ビザに関する知識を雇用側がない場合も多くあるかと思いますので、説明する必要性はあるでしょう。

アメリカでの就職を考える場合、ケロッグにおいては就職活動方法は大きく3つです。

  • キャンパス内での就職活動
    1. 学校側が応募や面接の時期を指定しています。ウェブ上で履歴書とカバーレターを期日前に提出し、書類選考が通ればキャンパス内で1次面接、2次(最終)面接を本社やキャンパス内等で行う場合です。
    2. 応募条件にインターナショナルを雇う雇わないがはっきりと記載されています。
  • オフキャンパスではあるもののケロッグの就職ウェブサイトに掲載されているポジションについての就職活動

1との違いは第1面接がキャンパス内で行われない。期日が企業やポジションにより大分異なる。学校側の強制力はないため、応募後連絡が取りにくく、結果がわかりづらい(書類選考中なのか落とされたのか)。

企業によってはネットワーキングという対面でのイベントに参加する場合もある。そうでない場合の方が多い気もする。

  • 完全なるオフキャンパス

学校からの情報や、卒業生のネットワーク等を利用し就職活動を行う。

個人的な経験からだと、インターナショナルを雇う企業はキャンパスに来る企業の半分以下だという見解です。ですので、選択肢は自然と絞られてきます。ただ、アメリカでよくあることは全て交渉次第ということです。クラスメートはインターナショナルを雇わないとはっきり書いてある会社でしっかり夏のインターンをし正社員の内定も獲得していました。言うまでもなく、うまくいく場合といかない場合があるので時間と労力、リスクを吟味したうえでの戦略が必要といえます。

まとめると、MBAの学生と競い合ってインターンシップのポジションの内定を取る事は簡単ではないですが、インターナショナルにはさらに選択肢が狭まるという事実があること。これは言語や文化的違いも考慮するとハードルはやや高いということです。アメリカではネットワーキングというコネ作り、顔売りのイベントが多くあります。企業によりその重要度は異なりますが、このネットワーキングは日系企業と大きく違う点の一つかも知れません。

もし米国勤務を強く望まれるのであれば、こういった難点はありますが米国就職の可能性はあります。個人的な見解ですが、やってやりきってそれでもだめだったら別の道がある、それはその時考えればいいと思います。結論だけを言えば、私は上記2番の方法で夏のインターンシップを健康保険会社で行いました。面接に進めた理由はキャンパス内でのネットワーキングで人事の方と非常にいい会話ができたためです。卒業後も同社の米国本社にて就職予定です。私はもともとアメリカで6年近く働いていたので(H1bという就労ビザの最大期間ほぼ全て)正社員は絶望的なんてインターナショナルの学生の担当者いわれました。なぜならビザの切れた後は永住権しか道はなく、会社がそれだけ私に弁護士費用等の投資をしないといけないので、就労ビザでとりあえず3年くらいお試しということが出来ないからです。まずそういった受験生の方は皆無かもしれません。この経験から何を伝えたいかというと、こんな苦しいビザの状況であっても頑張れば結果はついてくるということです。私のインターナショナルの友人の多くも米国での就職が決まっている人がかなり多くいます。運もだいぶ必要ですが、努力は報われると信じて日々前進するのみです。肝心なことは、努力を怠らずそして諦めないことです。

現在H1bビザは年間発行数以上の応募があり、初めてアメリカで勤務される場合は抽選となります。当選率は3割と聞き、企業がインターナショナルを雇いづらい環境となっているといえます。落選した場合、1年OPTというビザで勤務後、企業側が米国外のポジションを探さないといけないため企業の負担が大きいためです。私が勤務した会社は、この負担の増大によりインターナショナルを残念ながら今年から打ち切りになりました。もし当選に外れれば最悪解雇でなければ、米国外での勤務が大いにありうることを念頭におく必要があるでしょう。

Kelloggにおけるコンサル就活について

Class of 2017のSHです。After MBAのキャリアとしてコンサルを希望する受験生も多いかと思うので、Kelloggのコンサル就活向けのリソースと自分の就職活動を通して感じたことについて書こうと思います。

自分のバックグラウンドは、総合商社で7年間勤務し、そのうち4年間は中国の事業会社にミドルマネジメントとして派遣され事業開発やオペレーションのマネジメントなどを担当していました。それまで現場に近い視点で仕事をしてきたが、会社全体の方向性を決めるような戦略的な仕事をしたいと思い、コンサルティングファームに就職したいという気持ちでKelloggに来ました。

数あるMBAの中でもKelloggを選んだのは、①コンサルの就職に強いこと、②コラボレーティブな校風で周りの学生から多く学ぶチャンスがありそうだと思ったこと、③郊外型の立地で住環境が良さそうであること、と学校選びの段階からかなりコンサルへの就職を意識していました。

それでは、コンサルの就職に強いとは具体的にどういうことなのか、見ていきたいと思います。

 

1)就職実績

最新の統計の取れるClass of 2015では、学生の35%が卒業後のキャリアとしてコンサルティング業界を選択しています。コンサル業界といっても、多くの方がイメージされる戦略コンサル以外にも、会計やITから業態を広げた(日本的な表現でいうところの)総合系コンサル、ヘルスケアなど特定分野に特化したブティックファームなどいろいろありますが、Kellogg Class of 2015はトップ3コンサルファームと評されるMBBへ計88名(McKinsey34名、Bain28名、BCG26名)就職しています。もし、このような企業への就職を目指しているのであれば、Kelloggの強力なAlumniネットワークがサポートしてくれることでしょう。

実際に、自分が東京の外資系戦略コンサルでサマーインターンを行なっている際、Kelloggの卒業生のコンサルタントの方が、わざわざ自分を探しに来てくれ、「キミ、Kelloggなんでしょ?オファー確定!」と冗談交じりに挨拶してくれました。日本にある外資系コンサルファームにもKelloggのネットワークが張り巡らされていることを実感しました。

 

2)Kellogg Consulting Club(KCC)

KelloggにはKCCと呼ばれるコンサル就職を目指す人のためのクラブがあり、2年生のコンサル経験者による面接の練習やResumeのレビュー、コンサルファームからのゲストスピーカーによるセッションのアレンジなど、コンサル就職には欠かせない存在となっております。コンサルファームは、ケース面接と呼ばれる模擬コンサルティングを選考に取り入れているため、学生はこの特殊な面接に対応するための準備をする必要があります。KCCはIPG(Interview Preparation Group)という1年生4人程度を2年生1名が指導する就活対策グループを作っています。そのカリキュラムには、コンサル就活のいろはの説明、複数回に及ぶ個別ケース練習、自己PRを含めたFit Interview対策なども盛り込まれており、一年生は二年生から手厚い指導を受けることができます。

 

3)コンサルティングに役立つ授業

コンサルタントとして成功するために戦略を学びたい、という方も多いかと思いますが、KelloggにはStrategy Departmentの授業(授業コードがSTRTで始まるもの)、その他のDepartmentでStrategyのつく授業(Marketing Strategy、Operation Strategy、Competitive Strategy & Industrial Structure)の他に実際のクライアントにコンサルティングするなどのハンズオン型Experiential Learning(Marketing Consulting Laboratory、Global Lab、Analytical Consulting Lab)があります。

自分の受講した中で、特に印象的だったのが、Rima Touré-Tillery教授のMarketing Researchという講義と同時並行で、数十人へのInterviewや数百回答のSurveyから得たCustomer Insightに基づきクライアントに提案を行なう授業です。プロジェクト内容はクライアントにより大きく異なりますが、当方のクライアントは住宅のメンテナンス関連のビジネスアイデアを持った起業家で、どのマーケットセグメントをターゲットに、どのような商品特性を打ち出し、いくらでChargeするかという、ビジネスモデルの根幹に関わる提案を行ないました。

 

4)コンサルティングに役立つ課外活動

Kellogg Impact Consulting Club(KICC)というシカゴエリアのNPO向けにコンサルティングサービスを提供するというプロジェクトに参加しました。当方のクライアントはシカゴ北部の地域振興組合のような組織で、彼らの起案した二つの投資プランを比較検討し、判断基準も含め、提案しました。このプロジェクトは4~5人のチームに必ずNon-Profit経験者、コンサル経験者が含まれており、ダイバーシティに富んだチームメンバーと8週間一つの目標に向け取り組んだことで、様々な学びがあったと同時に、チームメンバーとは一年経った今でも、定期的に集まる仲になっています。

 

5)Kelloggの差別化のポイント

読者の中には、「上記4点は程度の差はあれ、他校にもあるんじゃないの?」と疑問を持たれている方もいるかもしれませんので(その「程度の差」がKelloggの強みだと思うのですが)、最後はこれはKelloggにしか当てはまらないだろうというものを挙げさせてもらいます。

先に述べたコンサル向けの就職活動ではケース面接の練習が不可欠です。ケース面接の練習の際、インサイトに富んだアドバイスをくれるのが、コンサルファームからの社費派遣の学生たちです。Kelloggには1Y Programという一年制プログラムがあり、そこにはコンサルファームからの社費派遣生が多数在籍しているため、ケース練習相手には事欠きません。

 

以上、Kelloggが如何にコンサル就職に強いかという半ば自慢話をさせてもらいましたが、実際どのような授業があるのか、どのようなサポートが得られるのかなど、興味がある方は、ぜひ一度キャンパスビジットをして、学生から生の声を聞いてみてください。

 

余談:アメリカのコンサルファームへの就職についての所感

アメリカでのコンサルティングを目指されている方もいるかと思いますが、高い英語レベルがあれば、オファー獲得も可能だと思います。実際、アメリカでの勤務経験・就労許可のない留学生でも、アメリカのコンサルファームからオファーを獲得している事例は多々あります。特定のIndustry and/or functionにFocusしていれば、よりよいです。ただし、ほとんどのコンサルファームは一つのオフィスとしかインタビューさせてくれないので、Plan AはアメリカのMBB、Plan Bに日本のMBBということはできないので、応募戦略とそのリスクはご自身で見定めてもらえればと思います。タイミングとしては、9月入学して、11月初旬には志望オフィスを決めて、そのオフィスのコンサルタントとネットワーキングする必要があります。

自分はアメリカのCEO(それも多くはトップMBA卒)に経営アドバイスしているイメージがわかなかったので、日本オフィスで自分のバックグランドも活かしながら、コンサルスキルを身に着けようと日本へ帰国することを決めました。何か質問等あればコメント欄までお願いします。

 

ケロッグ生のインターン経験(@インフォシス)

当校では、春学期が終わる六月上旬から秋学期が始まる九月中旬までが夏休みとなっており、この時期になると学生は皆それぞれ、それぞれのキャリアゴールに合わせたインターンに邁進するために、世界各地に飛んでいきます。私の場合、(1)MBAで学んだ内容を活かせること(2)今しかできない経験を積めること(3)豊富な人的ネットワークを構築できることという基準でインターンを探しました。結果、今夏はインドのITコンサルティング会社であるインフォシスでのインターンを獲得できましたので、その経験についてお伝えしたいと思います。

 

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アメリカで働くということ

グローバルに活躍できる人間になるためには、ただビジネススクールで学んでいるだけでは不十分である。ビジネススクールで学んだ、ビジネスについての知識、問題解決力、チームスキル、リーダーシップ能力を、実際にインターナショナルな環境で、仕事という場において使う必要がある。そういう意味では、夏のインターンシップは自分のグローバルスキルを試す非常にいい機会である。

そもそもグローバルスキルは色々な要素から成っている。多国籍なチームのマネジメント能力、インターナショナルビジネスに関する一般常識・知識、外国文化についての理解・素養など。ただ、やはり一番の前提条件となるのは、英語環境で一人前に仕事ができるかということである。言葉の壁をクリアせずして、グローバルで働ける人間だと語ることはできない。子供の頃に海外で暮らした経験が全くなく、常に英語に苦手意識を持ってきた自分にとって、これは無謀ともいう課題設定なのだが、MBAに来た以上、後戻りすることはできない。自分は敢えて、最もつらい場所に自分の身を置くことで、自分の英語環境で働けるスキルを試すことにした。

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サマー・インターン

学校には夏休みがある。
MBAは大学院という学校のプログラムだ。
だからMBAには夏休みがある。

3段論法としてはその通りでMBAには夏休みがあるのだが、
ほぼ全ての学生が夏休み中サマーインターンという形で企業で仕事をする。

業種の割合としては、投資銀行、コンサルティング・ファーム、事業会社に等分に分かれる。
仕事の忙しさはそれぞれ異なるが、それなりの試練を経験する人が多い。

大学院の生活は睡眠時間を削るほど忙しいが、最終的には責任はない。
責任の重みが、仕事にはある。

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サマーインターンに向けた就職活動について

はじめて、ケロッグのブログに投稿させて頂くClass of 2011のTMです。ケロッグに合格したのが昨年3月だったことを考えると、あっという間に1年 以上が過ぎてしまった事になります。去年の今頃から渡米した7月までは仕事の引継ぎをしながら、住む場所を決めたり、送別会をしてもらったり、どの予防接種を受けないといけないのか色々と悩んだりしておりました。今年合格された方もそろそろ進学先が決まり、そろそろ渡米に向けた準備に入っているのではないかと思います。それと同時に私のような私費の方々にはMBA合格者向けのセミナーやイベントの案内が来だしている頃ではないでしょうか。会社を辞め、私費でMBAに 進学をしている私(しかも家族持ち)として はMBA後の就職先は非常に重要で、とりわけ1年 生の夏休みに行うインターンシップはその足がかりとなる貴重な時間です。幸い、私はインターン先も無事に見つかり、来月中旬から日本でインターンを行いますが、これまでの1年間を振り返り、どんな就職活動をしたか、またケロッグに来て良かったと思える ポイントについてお伝えしたいと思います。来年以降のMBA入学を目指している私費の方にとって も、就職活動ってどんな事をするのかというイメージを持って頂くにはよいかと思います。

 

まず全体スケジュールですが、大きく分けると3つに分かれます。

1.   渡米前、日本での活動

2.   渡米後、ボストンキャリアフォーラムまでの活動

3.   渡米後、ボストンキャリアフォーラム後の活動

 

具体的な活動としては以下のような感じです。

渡米前

5月~8月             日本で開催される各種キャリア・セミナー、コンサルティングファームや投資銀行のイベント(会社説明会+懇親会)に参加

渡米後

9~11月               コンサルティングファームがシカゴにて日本人MBA生向けに懇親会 や面談を実施

            ボストンキャリアフォーラムに参加する企業(投資銀行や医療・製薬の会社)が事前に電話面接を実施

11/20~22           ボ ストンキャリアフォーラムに参加

12~3月               ボストンキャリアフォーラムで面接を行った会社とフォローアップ面談

                        一部のコンサルティングファームがOn-Campusで面接を実施

                        学校のCMC(キャ リアマネジメントサービス)を通じてインターンの申し込み、面接を実施

 

 

 

もちろん、アメリカでの就職、インターンを考えている方やMBA向けに定期採用をしていない企業への就職を考えている方は上記スケジュールとは異なってきます。

アメリカでの就職を考えていらっしゃる方は以下のブログ記事をご覧頂くことをお勧めします。

MBAアメリカ就活マニュアル (全部で7回にわたって連載されております)

http://www.kelloggalumni.jp/kellogg_life/2009/06/mba733.html

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Summer Internship (2)

前回の記事では、私がインターンをしたアメリカの事業会社のLeadership Programについて書きましたが、今回は実際に取り組んでいたプロジェクトについて間単にご紹介したいと思います。あまり中身を詳しく言えないので本当に雰囲気だけでもお伝えできたらと思います。

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Summer Internship (1)

ご存知の通り、社費留学生などでない限りはほとんどの学生が夏休みの間に何らかの形で実際に企業で働くインターンシップを経験します(もちろん社費でもやる人はいますが)。Kelloggの場合、6月中旬から9月中旬ぐらいまで夏休みがあるのですが、自分は私費留学生ということもあり今年の夏はアメリカで事業会社にて約10週、日本で投資銀行にて4週とかなりみっちり働きました。正直、休みだし旅行とか色々楽しみたいなという気持ちもあったのですが、実際に企業で働ける機会もあまりないので、それはそれで非常に貴重な経験になったと思います。既に秋学期も終わり随分と昔の話に感じてきましたが、数回に分けて私の夏のインターンシップの経験について書こうと思います。

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