受験体験記 Class of 2014

Case2:コンシューマープロダクツ業界、男性

プロフィール

コース MBA (2Y)
性別 男性
学歴 2003年 京都大学法学部卒
海外経験 研修2ヶ月、出張程度
職務概要 日本の金融機関にて1年の勤務後、米系投資銀行・M&Aアドバイザリーファームにて5年勤務。その後、日系のメーカーに移り、子会社設立及び本社における子会社のエリアマネジメント業務に従事。

Why MBA

ひとことで言えば、人生を大きく変えたかったからです。具体的には、以下の3点の切り口です。

1) 企業のガバナンス、General Managementに携わるため

投資銀行、事業会社の両方で勤務した経験で感じたことの1つに、「企業のガバナンス及び組織が、如何に浮沈に関わっているか」という問題がありました。この問題にチャレンジするために、体系的に学び、どうやって組織にインパクトを与えていくかを体得したいと思うようになりました。

2) Leadershipを大きく伸ばすため

よりリアルなインパクトを与えたいという気持ちで、投資銀行、M&Aアドバイザリーから事業会社に移りました。大会社の一部門に配置され、通用するスキルもあった一方、自分が狭い視点でビジネスの世界を眺めていたか、そして興味・関心の異なる多くの人をまとめていくことが如何に難しいかを痛感しました。よりグローバルな舞台でリーダーシップを取っていく力を高めたいという気持ちが強く、MBAを志しました。

3) よりリスクを取れる人間になるため

それなりの学費を払いつつ(後で払うプレッシャーも負いつつ)、仕事も何も無い状態で好きなようにやってみたい、リスクを取って海外でチャレンジしたいと思いました。また、実際にMBAを取得した後こそ、更に高いリスクを取りながらチャレンジ出来ると思ったことも大きな要素でした。

Why Kellogg

Kelloggを志望した理由は様々ありますが、主に以下の3点を重視しました。

  1. バランスが取れたリーダーを養成するGeneral Management Schoolとして高い評価を得ている学校で、自分の志望する方向性と合致すると思いました。
  2. どうせ2年間投資をするのであれば、出来るだけ濃い環境にいたかったというのが2点目の理由です。実際にKelloggにやってきて、アカデミック・グループワークはもちろん、数多くの就職関連、ソーシャルイベントの充実ぶりが想像以上です。情報過多と消化不良に悩むこともありますが、それもタイムマネジメント、ストレスマネジメントの一環だと思いますし、自分の興味の範囲を確認する意味でもとても良い環境だと感じています。
  3. Alumniと話をした際に、Kellogg時代を本当に楽しんで心から学校に愛着を持っている方々が多くいらっしゃいました。また、熱いタイプの方が多いことも私には大きく響きました。元々は欧州志望だったのですが、Kelloggのイベントに出たことで大きく志望を転換しました。

受験スケジュール

2010年8月 TOEFL受験
2010年12月 TOEFL終了
2011年1月 GMAT勉強開始
2011年2月-3月 私事により中断
2011年4月 勉強再開
2011年7月 GMAT1回目
2011年9月 GMAT2回目、エッセイ開始
2011年11月 GMAT3回目
2011年12月 GMAT4回目
2011年1月 Kellogg出願(他5校含)
2011年2月 ビジット、インタビュー
2011年3月 Kellogg合格

TOEFL

1回目で比較的良い点数が出たので簡単に終わるだろうとタカをくくっていましたが、10回以上受ける羽目になってしまいました。ジリジリとしか点数が上がらず純ドメにはきついテストですが、自分の得点源を2つくらい持って、あとは取りこぼさないというのが重要だと思います。私はS、Wを得点源に、R、Lで取りこぼさないように問題集を繰り返しました。

GMAT

多くの日本人の方と同様、予備校に加えてマスアカ、Manhattan GMATのテキスト、Prepなどで準備をしました。何度も受けて苦しみましたが、1個落とすとダメージが大きいMathで高得点を維持しつつ、Verbalのジャンプアップを待つという戦略だと思います。私は諸事情により中断期間も含めて1年掛けてしまいましたが、瞬発力重視の勉強の仕方の方が良いと思います。

推薦状・エッセイ

エッセイ:内容を固めるに当たっては、特に以下の点に留意しました。

  1. どのような問題意識から自分がこれまでのキャリアを歩んできたか、どの点に一貫性があるか。
  2. 自分の強み・貢献できるポイントはどこにあるのか。
  3. なぜKelloggでないとダメなのか。第一志望だったので、この点には特に気を使いました。

推薦状:前職、現職(当時)にプロジェクトが一緒だった方にお願いしました。

インタビュー

インタビューは一部アメリカ、Kelloggは日本で行いました。典型的な質問に対しては十分に準備をしつつ、ナチュラルさを保つことに気を付けました。また、日本のインタビューに比べてvivid exampleを重視するので、仕事・プライベート両面で様々な事例を思い返す作業が有効でした。

受験生へのメッセージ

MBA受験までは長く孤独な道のりです。自分の送別会にもどうしても行けずに会社の方に迷惑を掛けるなど、犠牲も多く払いました。また、MBAを取得しないとそもそも経営に関する仕事に就く事が出来ないアメリカと比べて、日本では必ずしも必要性が高くないという声も聞こえて弱気になる時もあります。それでも、最後まで諦めないこと、これが一番大事だと思いました。
こちらに来てから、中国人・インド人などを始めて多くのインターナショナルの学生が堂々とアメリカ人学生と渡り合っているのを見て、もっと多くの日本人が彼らのようにならなければいけないと強く感じています。1人でも多くの方に、リスクを取って、最後まで走り抜け、夢を実現してほしいと思っています。合格をした日は一生忘れることが出来ないと思いますし、憧れの学校で過ごす日々は、間違いなく一生の宝物になると思います。