受験体験記 Class of 2014

Case8:日系商社業界、男性

プロフィール

コース MBA (2Y)
性別 男性
学歴 東京大学教養学部
海外経験 アメリカ8ヶ月(大学時代の交換留学)
職務概要 総合商社。海外営業。

Why MBA

自身が担当する海外事業を通して、自分にNon-Japaneseの専門家集団を統率して組織を率いて行く能力が不足している事実を嫌という程痛感しました。今後、自分がProject Managerとして、組織の長として、担当するビジネスをさらに伸ばしていくためには、自分自身のCommunication Skillsを更に伸ばす必要があるし、General Managementを(これまで営業一筋10年で会社生活を送ってきた身なので)体系だてて学ぶ必要があると思いました。

Why Kellogg

知識だけを身につけたいのであれば、あえてアメリカにまで来て母国語ではない言語で勉強する必要はないと思い、何より自分がMBAに求めるのは「Non-JapaneseとのCommunication Skillsを高め、英語世界での自分の価値を高めることだ」と考えました。その為には、Team Workをどこよりも重視し、生徒同士の活動が他と比べられない程活発で、他の学生との“粘着性”がどの学校にも負けないKelloggという環境が最適であろうと考えました。
加えて、子供(4歳)とともに渡米する予定であったため、安全でかつ利便性の高い生活環境を探していました。片方だけを満たす学校はたくさんありますが、この両方を満たす生活環境は実は限られていて、こちらに来て、エバンストンは想像していた以上に安心して、かつ快適に暮らせる町だと感じています。

受験スケジュール

2011年2月 TOEFL勉強開始
2011年4月 GMAT勉強開始
2011年7月 GMAT一回目受験
2011年8月 GMAT二回目受験
TOEFL終了
2011年9月 エッセー準備開始
2011年10月 GMAT三回目受験
1st Roundにて3校出願
2011年12月 GMAT四回目受験
2012年1月 2nd Roundで7校出願
GMAT五回目受験
2012年3月 Kellogg合格!
この時点で受かっていた学校を全てWithdraw

TOEFL

出願スコア:109点(R29, L29, S22, W29)

昔、学部での交換留学時にPBTを何度も受験した経験があり、今回は簡単に卒業できるかと思っていたのですが、思った以上にてこずりました。iBTになってからは、ListeningとOutput (Speaking & Writing) が重視され、かつ大学から求められているスコアレベルは相当高いものがあり、それなりの対策が必要でした。
意見が分かれるところではありますが、

  1. 実戦形式の経験を積みたいのであれば、模試を受ければ良い。惰性で試験を受け続けても時間&金がもったいない。
  2. TOEFLは少し勉強したら点数があがるような試験だとは思えず、じっくり勉強して、ターゲットスコアが出ると確信できてからではないと、TOEFLを受けても意味がない。

と考え、ある程度集中して勉強した上で、8月に固めて試験を受けて出願スコアをとりました。

GMAT

出願スコア: 680点(M49 , V34 , AWA 5.0 )

自分のMBA受験に要した時間の8割近くをGMATの勉強に費やしたのではないかと思います。VerbalとMathのスコアが最後までシーソーゲームのように上下し、結局5回もGMATを受験する羽目になり、しかも自分が納得するスコアを最後までたたき出すことはできませんでした。
結果的に合格したので今となっては良いのですが、人生で二度と受けたくない、かつ思い出したくもないテストでした。

推薦状

オーソドックスに、直近の直属の上司とその前の上司に推薦状を書いて頂きました。学校によって質問内容にかなりばらつきがあるため、推薦状作成にあたっては相当の労力をお願いすることになってしまいました。自分のエッセイとの整合性を取るためにも、できるだけ前もって依頼をした上で、内容について入念に相談されることをお勧めします。

エッセイ

GMATで必ずしもCompetitiveな点数が出ていなかったことを考えると、ある程度エッセイで挽回できたのではないかと思っています。自分は9月頃から(GMATの点数は出ていなかったのですが)エッセイカウンセラーと、二人三脚でエッセイを書き始めました。
カウンセラーからは繰り返し「自分がComfortableと思うように進めなさい」と言われましたが、翻って考えるに、まさにそれが一番重要なことではないかと思いました。自分は、エッセイとは「如何に限られた字数の中で、『自分自身の魅力を最大限表現でてきている』と自分で思えるものを書けるかどうか」というものだと思いました。言い方を変えると、自分を表現しきった上で、それでも大学から不合格と言われたら、恋愛でフラれたのと同じで、それはそれで仕方がないなと。カウンセラーからアドバイスをもらいながら、とにかく自分自身で納得がいくものを書こうと何回も何回も何回も書き直しました。

インタビュー

もしもインタビューが日本語で行われて、面接官が日本人だったら、どういう風に対応するだろうか?おそらく、カウンセラーは起用せず、せいぜい自分でインタビューで話すことを事前に整理しておくくらいで、面接に臨むだろうと思います(自分は就職試験の時にインタビューの練習をしようだなんて、想像もしませんでした)。ただ、エッセイと同じで、このプロセスが英語で行われて、かつ面接官が(通常は)日本人ではないのことを考えると、(アメリカでの大学卒業もしくは海外での勤務経験がある人でない限り)、インタビューの準備にあたっては、何らかのサービスを使ったほうが良いように考え、引き続きカウンセラーにお世話になりました。
一方で、インタビューといっても、”要は会話”というのが僕の結論でした。いろいろと準備をしてインタビューに臨みましたが、要は面接官と楽しく盛り上がって30分~1時間話せるかどうか、ということに尽きるのだろうと思いました(もちろん、自分がどれほどその学校に行きたいのかということをアピールするのは言わずもがなですが)。

受験生へのメッセージ

仕事をしながらMBA受験をするのは本当に大変だと思います。家族がいればその苦労は何倍にもなると思います。何度も心が折れそうになるかもしれませんが、MBA受験は、自分を改めて見つめなおすチャンスであったり、自分の英語力をさらにBrush Upする機会であったり、これまで会ったことのないいろいろな業界の人と出会うチャンスだったりもして、(当時は大変すぎてそんなことを考える暇もありませんでしたが、今から振り返ってみると)良い経験だったなと思います。どうぞ最後までがんばって下さい!