受験体験記 Class of 2014

Case9:外資系コンサルティング会社、男性

プロフィール

コース MBA (1Y)
性別
学歴 2007年 東京大学法学部卒
海外経験 米国・英国語学留学約半年、インド3ヶ月、その他、業務にてグローバル案件に従事
職務概要 大学卒業後、4年間外資系コンサルティングファームにて勤務。日本国内、アジア中心に消費財、小売、金融機関向けにグローバル戦略、マーケティング、ターンアラウンド戦略等のプロジェクトに従事。その後約1年国内金融機関のグローバル戦略変革チームで働いた後、インドの国際機関でコンサルタントとして3ヶ月ほど従事

Why MBA

実は勤務して最初数年間は「MBAには絶対にいかない」と心に決めていました笑。そんなぼくですが、複数のキャリアの経験を経て、「日本発のグローバル企業を作り出す、そして日本発の企業がグローバルでプレゼンスをあげるドライバーになりたい」という自分のキャリアゴールのための長期的なスキル形成への投資としてMBAにいくことが必要だと考え、MBAへの受験を決意しました。

  1. コンサルティングファーム、事業会社の両面から日本企業のグローバル化に関わってきた過程の中で、チーム、クライアントさんともにグローバルなチームの中で勤務、さらにはマネージャとしてリードをしていく経験が増え、さらにはグローバルなシニアマネジメントチームとの議論をリードしていくことが増えてきました。その中で英語力だけでない、自分の場数のなさでうまくマネージできないために悔しい思いを何度もしてきました。そのような環境下で価値を出すためには英語力だけではない様々な環境の中でリーダーシップ、マネジメントスキルを学ぶということが必須だと思うようになりました。
  2. 自分のパッション、またシニアマネジメントチームとの議論が増えてくる中で自分のスキルを多様化かつ専門化させる必要を感じてきました。特に①ファイナンスやアカウンティングなど今まで業務であまり携わってこなかった領域においてその領域のプロフェッショナルと議論し、ビジネスで意思決定できるレベルの「言語」を学ぶ、②マーケティングを中心にした自分の強み、スパイクにさらに磨きをかけていきたいと思いました。

Why Kellogg

  1. すべての授業においてそれぞれ異なるグループワークのチームがアサインされ、必ずチームで価値をだすことを求められる。クラブにおいても日本人やインターナショナルがリーダーシップを発揮できる場所が多い。Kelloggのプログラムはすべて、国、文化、キャリアすべての異なる人が力をあわせていくなかで価値をだすことのできるリーダーを育成することにデザインされています。授業だけではなく、オリエンテーションからクラブの課外活動にいたるまですべてがそうしたリーダーを生み出すためにうまくできています。このようなKelloggの環境はグローバルな環境下で様々にリーダーシップを発揮する経験を学びたい僕にとってはぴったりの環境でした。
  2. 上記の理由からマーケティングを主に専攻しようとおもっていたため、この分野において圧倒的に層の厚い教授陣をそろえている点、カリキュラムにおいても非常に豊富なプログラムを備えている点も、自分にとってぴったりでした。と同時にファイナンスなどを中心にして従来Kelloggにないイメージにおいても非常に充実したプログラムを提供しているというのも魅力のひとつでした。あまりイメージはわかないかもしれませんが、Kelloggはファイナンスの授業、教授も充実していますし、この分野のプロフェッショナルも数多く友人としているので、彼らから知識を吸収することも多いです。
  3. というのが建前ですが、本音はKelloggの人、文化に触れていく中で自分がこのコミュニティの中に入りたいと思ったのが本音です。前職でも数多くの卒業生と働く中で、様々な人、文化などを巻き込んでいく形の中で一人ではなしえない価値をだしていく。何よりもこの人たちと一生の同じコミュニティのなかで付き合いをしていきたいなと心から思ったというのが何よりもの理由です。

受験スケジュール

2011年4月 転職とほぼ同時のタイミングで本格的にTOEFL勉強、受験開始。あまりの出発点の低さに気が遠くなる。
2011年5-7月 TOEFL過去門とお友達の日々。3回連続で96点を取り続けのろわれているんじゃないかと思い始める。
2011年8月 TOEFLが90点台後半でいい意味でも悪い意味でも安定してきたことをうけ、GMAT勉強を開始。TOEFLはまだお友達。100点の壁が越えれず本格的にETSを倒産させる方法などを模索し始める
2011年9月 GMAT受験。690点で余裕がないため強制終了。その翌週にTOEFL101点の成績がでたため、高速でエッセーを書き始める
2011年10-11月 1st Roundにて2校出願(Kellogg含む)と同時にインタビューを経て完全に燃え尽きる
2011年12月 上旬KelloggからWLの連絡を受け発狂寸前になるも、年末返上で2nd Roundにて5校追加出願
2012年1-2月 インタビューをひたすら受け、他校から合格をいただきながらKelloggへの思いを募らせる日々をすごす
2012年3月 複数校から合格するもKelloggからWL繰り上がりにて進学校決定

TOEFL

出願スコア: 101点(その後104点 )

どんだけ受験したのか数えられないほど受験をしました。個人的にはウェイトリストになった原因のひとつも含め出願時のスコアが低すぎたというのは反省です。特に英語経験の少ない日本人にとってはSpeakingなど点数が伸びずらい試験のような気もします。一方で正直に話をすると過去留学経験などもあったのでもっと簡単に点があがるものだと自分を過信していました。私のようにそもそも基本的な英語力がない人(仕事で話せたり、飲み屋で話せたりコミュニケーションとはまた別の次元で)はしっかりReading/Listeningから勉強するのがいいと思うし、音読や単語、日々のリスニングなど地道にこつこつ毎日積み重ねるのが絶対的に必要だと思います。特にこの2科目ではほぼ満点をとるくらいの気持ちでいかないと100、105点超えは厳しいと思いますので、そのレベルを目指して勉強することが重要だと思います。アウトプット系のSpeakingやWritingはテンプレートなど自分に合うものをみにつけて練習すればいいと思います。

GMAT

出願スコア: 690点

TOEFLに比べると、論理的に解答を進められる場所が多い試験なような気がします。700点越えの成績ではないですが、出願したトップスクールからは全部インタビューの連絡をもらえたので十分だったのかなと思います。アドバイスとしては①TOEFLで成績がしっかり出ない間に受けないほうがいいこと、②SCだけでなく実はそのほか2つの科目が得点源になる可能性があるため自分の正答率をしっかりと分析することをおすすめします。①1stラウンドの締め切りなどが近づいてくるとGMATにどうしても手を出したくなると思いますが、TOEFLで90点後半がとれないうちは手をつけるのをお勧めしません。上記でも書きましたがやはり根本的な英語力がない状態ではGMATの点数を出すのは非常に厳しいと思いますし、2つのタイプの試験を相手にするのは相当効率が悪いような気がします。②よく他の受験生と話しているとSCだけに注力して勉強している人がいます。が実は他の2科目でそこそこの正答率をだせればほぼ700点近い点数を出すことができます。自分自身がそうでしたが、プレ試験などで自分がどこでどれくらい稼いでいるのかを一度冷静に分析して、どこで点数をとるべきなのかを見極めるのがいいと思います。あとは過去問題をベースにひたすら「型」を覚えていくという感じだと思います。

推薦状・エッセイ

推薦状は前職の上司現職の上司の両方から頼みました。エッセーの内容と重ねた上でどういう人からコメントをもらうのが効果的なのかを考えて依頼するといいと思います。自分のエッセーでアピールしているような場所をサポートしてくれるような経験を共有している人なのか?それともエッセーではアピールしきれなかった場所を補完してくれるような推薦状を書いてくれる人なのか?エッセーと同様ですが、まずは「自分がどういう人なのか」を一度しっかり見つめた上で依頼するといいと思います。

エッセーは他の人とほぼ同様でしょうがカウンセラーを使って仕上げました。僕の場合は1RでKelloggだけは絶対にだしたいと思っていたのでKelloggから書き始めました。エッセーを書く過程は自問自答の繰り返しでつらかったですが、その一方で試験勉強に比べて格段に楽しかったです。①自分自身がどういう人間で、どうありたいのかをしっかり見つめなおす。ほぼこの一点にエッセーは尽きると思います。今までどうやって生きてきて、あなたが誰なのか?それをしっかりと抑えられることでほぼ大半のエッセーの内容は決まると思います。と同時に②自分が学校に入ったことをリアルにイメージする。入学して、どんな授業をとって、どんなクラブをとって、趣味で何をやって。。。ここを本当にリアルに想像できるレベルまで考えつくす。実際に入学してないのにできないよと思う方もいるかもしれませんが、あなたが貴重な2年間を投資するその先をどう使いたいのか?それがエッセーの本気さを左右するような気がします。だまされたと思って一度サイトをすみからすみまで読んで、卒業生や在校生と話をしてみてリアルにイメージしてみてください。結果的にひとつ深いエッセーが書けるはずです。。

インタビュー

インタビューは日本にて卒業生の方と行いました。コンテンツとしてはエッセーと同じだと思います。上記で書いた①、②ができていれば大丈夫だと思います。一方で英語での面接になれていない方は少なくとも1回は見てもらいトレーニングすることをお勧めします。コミュニケーションでやはり自分の思いを伝えられないのはもったいないので。。。ぼくはカウンセラーのパッケージの中に入っていましたが、インタビューだけ数回トレーニングしてくれるようなところもあるので是非おすすめします。
個人的にはインタビューはKelloggはもちろん他の学校も含めてめちゃくちゃ楽しかったです。人生の先輩方からキャリアの話や学校時代の話などを聞いたり、自分の仮説をぶつけたり。すごく和やかな感じでインタビューができたと思います。最後は楽しむのもとっても大事な要素のひとつだと思います。

受験生へのメッセージ

今から思えばいい勉強でしたが先の見えない受験勉強は自分にとっては本当につらかったです。特に仕事をしながら毎日過去問題集をかばんにつめ、飯も食わずに一秒を惜しんで勉強していたときは本当にがむしゃらでした。「本当にMBAに行く意味があるのか?」何度も人にも問われ、自分にも何度も問い直しました。今あれから一年。Kelloggの生活も寝る間もないほどにいろんなことがあり大変です。でもすべてのことが自分のしたいこと、夢につながっている、それを本当に世界中から来ためちゃナイスで優秀なやつと一緒に同じ釜の飯を食い、夢を語り合える。

そんな贅沢な時間を過ごしていると心から思います。この文を読んでくださった受験生の方で、点数に苦しんでいる方、今皆さんがしている苦労は絶対に無駄になりません。今鍛えていることが入学した後に、経験を最大化してくれる自分の武器になるはずです。そしてこの学校はそういうがむしゃらな志のある人に最適な学校です。是非Kelloggの仲間として会えるのを楽しみにしています。