受験体験記 Class of 2015

Case2:日系商社、男性

プロフィール

コース MBA (2Y)
性別 男性
学歴 京都大学法学部
海外経験 アメリカ6ヶ月(大学時代短期留学)、カタール4年(駐在)
職務概要 総合商社

Why MBA

海外の取引先やプロジェクトのパートナーとの会議で議論をリードしていくことに力不足を感じ、グローバルな舞台で通用するリーダーシップ力やコミュニケーション力を更に磨く必要があると考えました。また8年間の会社生活を通じて、考え方やネットワークが仕事の範囲内に固定化されつつあるように感じ、業界を超えて視野を広げる機会が欲しいとも思いました。MBAではマーケティングやファイナンスなどハードスキルを広く体系的に学べるとともに、リーダーシップやコミュニケーションのスキルを高め、更には業界を超えた幅広いネットワークを築いて視野を広げるなど、これらのことを2年間で凝縮して体験できる機会として留学を決意しました。

Why Kellogg

Kelloggではどのクラスでもグループワークが課されますので、学生同士のインターアクションが非常に多く、自分が求めるグローバルに通じるリーダーシップ力やコミュニケーション力を磨くには最適な学校だと思いました。また、ケロッグはマーケティングの学校というイメージが強いですが、ファイナンス、マネジメント、ストラテジー、その他ソフトスキルなどのプログラムも充実しており、最近はイノベーションにも注力していてバランスの取れたプログラムとなっています。そして、授業以外にもクラブやその他アクティビティーの機会が非常に豊富なことも大きな魅力であり、これらの理由でKelloggを選びました。

受験スケジュール

2010年1月 TOEFL初回受験、その後通算20回以上受験
2011年10月 TOEFL、GMATを本格的に勉強開始
2012年4月 GMAT一回目受験620点、独学を続ける
2012年6月 GMAT二回目受験550点で撃沈、AGOSの通信講座を受講
2012年9月 GMAT三回目受験710点で終了、本格的にエッセイ作成開始
2012年10月 キャンパスビジット
2012年12月 1st Roundで1校に出願
年末TOEFL最後の受験
2013年1月 2nd Roundで4校に出願
1st Round出願校とドーハでアラムナイとインタビューし2週間後に合格通知
2013年2月 Kellogg含め2校とドーハでアラムナイとインタビュー
残り2校からは不合格通知(インタビューなし)
2013年3月 D校から合格通知
最後にKelloggから合格通知あり進学決定

TOEFL

出願スコア:106点(R29、L28、S22、W27)
TOEFL iBTは過去の形式と異なり実践で通用する真の英語力が求められるため、GMAT のように短期集中で点数を伸ばすことが難しく、じっくり時間をかけて勉強する必要があるように感じました。恥ずかしながら私の場合は反省だらけの受験でしたので反面教師として参考にして頂ければと思います。

  • 合計20回以上受験しましたが、実力がない段階で受け過ぎました。また5月に103点まで上がり楽観していましたが、その後受けるたびに毎回異なるセクションで失敗して点数が伸びず、出願締切前日に漸く上がり出願しました。TOEFLは毎週受験できるのでいつかは点数が出るだろうという気付かぬ油断のために点数が伸び悩むケースがあるようで、私もその一人でした。人によりタイプは異なりますが、何度でも受験できるという油断は禁物です。
  • 特にリスニングが苦手で色々な勉強方法を試した結果、いかに集中して聞くかが大事だと感じました。私の場合は、シャドーイングを取り入れてからリスニング力が伸び始め、会社の行き帰りにiPhoneのPodcastで大学の英語講義を聞くなどしました。
  • TOEFLを始めた当初は100点を超えることがどうにも無理に感じられ、先が見えないこともありましたが、最終的には少しずつ点数を伸ばすことができました。英語が苦手な方は同じ苦労をされるかもしれませんが、勉強を続ければ点数は伸びますので自分を信じて頑張って下さい。

GMAT

出願スコア:710点(M51、V34、AWA 4.5)
GMATはTOEFLと異なり、本来の英語力とは別にGMAT 特有のテクニックが効くテストですので、短期集中が効果を発揮しやすいと思います。

  • 海外に駐在していたため独学で勉強を続けていましたが、6月の受験が550点と初回を下回ったことで焦り、VerbalのみAGOSの通信講座を受講しました。独学では掴めなかった解法がわかるようになり、幸いにも次回9月の受験で目標としていた点数が出せました。他予備校を受けたことがないので比較はできませんが、独学で苦労されている方は予算が許せば予備校を検討されてもよいかもしれません。
  • Mathはマスアカデミーの教材を一通り解いた後、GMAT Prepで過去問に取り組みました。
  • よく耳にする話ですが、オフィシャルガイドの紙面ばかりで解いていると、本番にパソコンのスクリーンで解くと頭に問題がスムースに入ってこないことがあります。パソコン画面上で解くことに慣れるため、GMAT Prepに加えAGOSの問題を極力パソコンで解いたりGMAT KINGを使いました。

エッセイ

エッセイはアプローチの仕方が人それぞれ異なり、どのカウンセラーが良いのか、キャリアゴールはより現実的なことを書くべきかなど様々な意見がありますが、自分に合った方法で自分が本当に納得できるエッセイを仕上げることに尽きると思います。カウンセラーが良いアドバイスをくれたとしても、自分自身をとことん見つめ直さなければ内容の深い納得のいくエッセイを書くことは難しいです。私の場合、良い事を書かなければと思って自分を飾ろうとしてしまうと満足いく内容が書けず壁にぶち当たってしまいましたが、よく振り返ってありのままの自分を綴ったところ壁を乗り越えることができました。エッセイは自分を見つめ直し将来のゴールを深く考える絶好の機会です。これがクリアになっていればいるほど充実した留学が送れるでしょうし、受験以外で使う機会のないGMATの解法テクニックに比べればエッセイは自分のためになる貴重なプロセスですので、気を重たくせず楽しんで取り組んでみて下さい。

インタビュー

駐在先のドーハでヨーロッパ人のアラムナイとの面接という特殊なケースでした。準備においては、内容をSTARフレームワーク(Situation, Task, Action, Result)で組み立て、話し方は自分の気付かない癖があるためビデオに撮って見直しました。

受験生へのメッセージ

MBA受験をするにあたり勉強方法やエッセイの書き方、各学校の違いなどわからないことがたくさん出てくると思います。私はキャンパスビジットをして在校生の方々に相談に乗ってもらうなどする中で、少しずつクリアになっていき学校のカルチャーも肌で感じることができました。今はインターネットを通じて様々な情報を得ることができますが、百聞は一見に如かずですので時間があれば是非キャンパスビジットをお奨めしますし、できない場合でも在校生に遠慮なくコンタクトしてみて下さい。またMBA受験勉強中は周囲との付き合いが悪くなり非常に心苦しい思いをしましたが、何か挑戦する時には犠牲も必要になると言い聞かせ乗り切りました。TOEFL/GMATで点数が伸びない時も、エッセイでアイデアが浮かばない時も諦めずに最後まで頑張って下さい。私自身MBAなんて到底無理と思っていた人間の一人なので最後まで逃げずにやり抜けば結果は付いてくると思います。皆様の成功をお祈りしております。