受験体験記 Class of 2016

Case2:メーカー、女性

プロフィール

コース MBA (2Y)
性別 女性
学歴 一橋大学社会学部
海外経験 アメリカ5年半(小学校、大学の交換留学、仕事)
インド、ベトナム(短期のインターン)
職務概要 外資医療機器メーカー(経理・財務)

Why MBA

将来的には経営者になりたいという想いから、約5年間経営の基礎でもある経理・財務の経験を積み、次は、過去に培った分析力を生かしながら、お客さんについて理解できるマーケティングの仕事に就きたいと考えていました。また、モノづくりがコモディティー化し、日本の国際的地位が相対的に低下していく中で、今後は、新しい価値を世界に生み出していく力がなければ生き残れないという危機感も抱いていました。

MBAではマーケティングのハードスキルを学び、経営者に必要なマインドセットを知ることができると聞いていました。また学生時代にビジネススクールに留学をし、ビジネスの最先端を著名な教授と世界中から集まった向上心あふれる学生と学んだ経験が、自分の価値観を大きく変えたことも事実としてありました。そのような環境の中で、新たな出会いと発見を得て再び自分を大きく成長させたいと考え、MBA留学を決意しました。

Why Kellogg

Kelloggではジェネラル・マネジメント全般幅広く授業があり、さらに、マーケティングに関してはトップレベルの教授が集まっています。また、チームワークを校風として謳っており、実際にお会いした在校生、卒業生の方々が大変親身になって相談に乗って下さり、力を貸して下さるという場面が幾度かありました。このようなコミュニティーの一員になれば、仕事で困っているときに助け合え、お互いがよりよいキャリアを歩んでいけるのではないかと直感的に感じ、Kelloggに入学しました。

受験スケジュール

2013年2月 TOEFLの勉強を本格的に開始。自己分析のため、試しに受験。
2013年5月 TOEFL 111点取得。TOEFLの勉強を終了し、GMATの勉強を開始。
2013年6月 カウンセラーに会い、翌年留学を目標とした戦略と計画を立てる。
2013年11月 GMATの勉強と同時並行でエッセイも書き始める。
時間がないものの、学校についてより深く知る必要性を感じ、4校キャンパスビジットを行う。
2013年12月 GMAT690点取得。GMATの勉強を終了し、エッセイの仕上げに入る。
2014年3月 KelloggのRound3で出願。
2014年5月 Kelloggから合格通知。

TOEFL

出願スコア:111点(R28、L30、S24、W29)
スタートが出遅れていたものの、翌年には留学したいと思っていたため、短期間で必要最低限のスコア(109点を目標最低スコアに設定)を取得することを意識していました。帰国子女で、大学時代も交換留学でTOEFLが必要だったこともあり、独学で勉強を始めました。まずはざっと市販の模試テキストの問題を解き、試しにテストを受け、時間をかけるところと捨てるところを分析して決めました。結果的に以下のような対策をとりました。

  • リーディング:読むスピードが遅く時間内に回答できなかったものの、速く読めれば正答率が上がると思い、Z会の「受験英語からのTOEFL Test iBTリーディング」を購入し、時間を図りながら毎日最低1問解いていました。
  • リスニング:特に問題がなかったので、形式と時間配分を確認できる模試以外は解きませんでした。
  • スピーキング:一番点数が取れなく、2回受験しても点数がほとんど改善しなかったので、あまり力を入れませんでした。Z会の「受験英語からのTOEFL Test iBTスピーキング+ライティング」を参考に、質問内容と回答形式を把握し、何度か声に出して練習して時間の感覚だけつかみました。
  • ライティング:1回目の点数はよかったものの、2回目の受験で点数が大幅に下がり、安定して結果を出す必要があると考え、Web TOEFLの添削(合計5回)を活用しました。テンプレートに当てはめて書いていくというスタイルがヒットし、29点を取得することができました。

TOEFLは、お金はかかるものの、受験制限がなかったため、月1くらいのペースで受けて自分の点数と実力を確認していました。

GMAT

出願スコア:690点(M49、V35、AWA 4.5)
TOEFL同様、出願までの時間が限られていたため、短期間で必要最低限のスコアを取得することに集中しました。

  • Verbal:
    勤務先が塾から遠かったこともあり、受験経験者から一番くせ者だと聞いていたVerbalのSCだけ、Yoshii English Schoolに週末通いました。ただ、SCはテストを受けてみても得点源になる気がしなかったため、配分時間は短く設定し、その時間内でやれるだけのことをやる方針で進めました。CRは、洋書のThe PowerScore GMAT Critical Reasoning Bibleで典型的なロジックを押さえ、テストを申し込むと無料でダウンロードできるPrep Testを解き、答えにたどり着くまでのプロセスを丁寧に確認しました。時間をかければ解けると感じ、SCより時間配分を多くしました。RCはTOEFLの延長だと思っていたので、Prep Testで形式を把握し、答えにたどり着くまでのプロセスを丁寧に確認することのみ行いました。AWAは、GMAT CAT: Answers to the Real Essay Questions 3Eという回答集を参考にしながら、何回か実際に書く練習をしました。
  • Math:
    マスアカデミーの教材を2回解き、間違えた問題は繰り返し復習しました。あとはPrepで強みと弱みを確認し、弱いと感じたところはマスアカデミーの教材で再度復習しました。
  • Integrated Reasoning:
    評価の対象外だったため、Prepを解く以外のことはしませんでした。

VerbalもMathもどの問題集よりもPrep Testが一番本番に近いと思い、その復習には時間をかけました。また、長時間集中力を保つためにも、Prepはいい訓練になりました。

エッセイ

自らの過去の体験に基づき、わかりやすく本質を伝えているものが、強いエッセイだと思います。そのようなエッセイを仕上げるためには、「考える、書いてみる、他人からフィードバックをもらう」というプロセスを地道に繰り返すほかありません。

まずは自分の過去を振り返り、自分が取った行動、なぜそう判断したか、その結果自分が得たもの・学んだことを整理しました。そして、それに基づき、今後自分はどうありたいか、そのためにはいつどのようなことをしなければいけないかを考えました。その上で、在校生やアドミッション、卒業生と話をし、学校と自分がフィットするかどうかを確認していくというステップを踏むのがよいと思います。

インタビュー

東京で日本人アルムナイと1回行いました。またその後、アドミッションから突然電話があり、30分ほどインタビューを受けました。エッセイ等、アプリケーションと一貫性を持ち、相手に分かりやすく伝えることを意識して、まずは話す内容を整理しました。話し方としては、「ピンポイントで完結に答える→具体例を挙げる→まとめる」という形式で回答するようにしました。何度か模擬面接をし、録音・録画をすることで自分を客観的に分析することも行いました。

受験生へのメッセージ

私の場合、MBAに行くと決断するのが遅かったにもかかわらず、すぐに留学することを目標としていたため、余裕を持って準備をすることができませんでした。早いうちから準備を始めるのに越したことはありません。もし、これを読んでくださっている方が、ぎりぎりでもチャレンジしなければいけない状況にいらっしゃるのであれば、私の実例を参考に諦めずに進んでいただければと思います。合格する方法を模索し続け、集中すれば、短期間でもゴールすることは可能です。

受験期は仕事もあり、周囲に相談しにくかったため、精神的につらい状況が続きましたが、塾や説明会などで出会った戦友と励まし合い、友人や家族に応援されながらなんとか乗り越えることができました。合格通知をもらったときは、本当に嬉しかったです。必ず自分は合格できると信じ、最後まで頑張ってください!Good luck!