受験体験記 Class of 2016

Case7:弁護士、男性

プロフィール

コース MBA (2Y)
性別 男性
学歴 東京大学大学院
海外経験 短期旅行、短期出張
職務概要 法律事務所

Why MBA

  1. 依頼者に対してより効果的なアドバイスをするために、法律のみならずビジネス全般のこと(会計やファイナンスなど)を一通り学びたかった。
  2. クロスボーダーの案件において、海外の依頼者やプロジェクトのパートナーをリードできるように、グローバルな舞台で通用するリーダーシップ力やコミュニケーション力を身に着けたかった。
  3. 日本のみならず世界中から集まるクラスメートとの交流を通じて、様々な業界の幅広いネットワークを築いて視野を広げたかった。

Why Kellogg

  1. マーケティングのみならず、ジェネラル・マネジメントにも強みを有しており、ビジネス全般のことを広く学べる。
  2. コラボレーションやチームワークを重視するカルチャーに加え、すべてのクラスでグループ課題を課すという授業スタイルを通じて、グローバルなコミュニケーション力を高められる。
  3. Kelloggのアラムナイネットワークが強い。(関連して、実際に会った日本人の在校生・卒業生の雰囲気・人柄にフィットを感じた。)

受験スケジュール

2011年12月 TOEFL向けの勉強開始
2012年6月 TOEFL4回目受験・スコア111 (R29, L30, S23, W29)(出願スコア)
2012年11月 MBA受験を考え始め、エッセイカウンセラーに初コンタクト
GMATの勉強を開始
2013年3月 GMAT1回目受験・スコア700 (V34, M50)(出願スコア)
2013年4月 カウンセラーとエッセイ作成開始
2013年8月 キャンパスビジット
2013年10月 1st RoundでKelloggを含む数校に出願
2013年12月 1st RoundでKelloggからwaitlistの通知
2014年1月 2nd Roundで数校に出願
Kelloggに2回目のキャンパスビジット(他校の2ndRoundのオンキャンパスインタビューに合わせて)
2014年3月 Kelloggからwaitlist繰り上がりの合格通知あり、進学決定

TOEFL

出願スコア:111点(R29、L30、S23、W29) いわゆる純ドメですのでTOEFLは長期戦を覚悟していましたが、幸運にも比較的少ない受験回数でトータルのスコアは出たように思います(スピーキングはもう少しスコアが欲しかったです)。ただ、特に純ドメの方がTOEFLで高得点を出すには、(1)英語力の底上げ+(2)受験テクニック+(3)運のそれぞれが必要だと思いますので、十分に前もって準備されるのが良いと思います。

  • 仕事で英語をそれなりに使っていましたので、まずは独学で勉強してみようと思い、TOEFLの参考書とTOEFL Official Guideを使って勉強しました。
  • 全セクション:単語はどのセクションにも通ずるので、受験期間を通じて単語の勉強(TOEFL英単語3800を回すこと)を続けました。
  • リーディング:単語以外に特に対策をしていません。試験直前にOfficial Guidebookの問題を解いたくらいです。
  • リスニング:TOEFL対策のCDをiPodに入れて通勤途中で聞きました。リスニングは、ライティングとスピーキングにも影響しますので(integrated part)、リスニングに弱点があるならば早めに補強するのが良いと思います。
  • スピーキング:純ドメとしてはやはり一番苦労した部分で、あまり点も伸びませんでした。スピーキングの訓練が足りなかったと思うので、振り返ればスピーキングに特化したTOEFLの塾に通っても良かったかもしれません。MBA受験ではトータルのスコアのみならずスピーキングのスコアがかなり重視されると言われていますので、スピーキングは高ければ高いほど良いと思います。
  • ライティング:参考書でエッセイの型やテクニックを学んだあとは、それほどアウトプットの練習はしませんでした。ただ、仕事で英文メールを日常的に書いていましたので、それが練習代わりになっていたように思います。試験では、文法ミスをなくすよう意識して分量を書けば高得点が出ると思います。

GMAT

出願スコア:700点(M50、V34、AWA 4.5)
幸い1回目受験にして目標の700点に到達しましたが、自分としてはいまいちつかみどころのない試験でした。

  • まずは独学で勉強してみようと思い、AGOSの『MBA留学GMAT完全攻略』という本を読んだ後、Official Guidebookの問題を一通り解きました。また、先輩からマスアカデミーの教材をもらってそれを一通り解きました。
  • Math: 数学は特に苦手ではなかったので、Official Guidebookとマスアカデミーの教材で対応しました。
  • Verbal: SCについて、文法はそこまで苦手ではなかったため独学で対応しましたが、文法が苦手な方は塾に通っても良いかもしれません。CRについては、Official Guidebookを数回解いたものの、最後まであまりしっくりきませんでした。

エッセイ

エッセイは、過去にどういうキャリアを積んできたのか、将来自分が何をやりたいのかを考え、自分の価値観や人生について振り返るとても良い機会です。自分の価値観や人生を振り返ることは、受験を超えて、MBA生活や今後の人生にも役に立つものですので、じっくりと考えてみてください。

またそれと同時に忘れてはならないことは、エッセイは、なぜ自分がMBA(またはこのスクール)に行きたいかを「他者に対して論理的・説得的に説明する」ものだということです。エッセイを自分だけで考えているとどうしても独りよがりになってしまいますので、第三者からのフィードバックをもらって自分の考えを整理・深化することがぜひ必要だと思います。第三者と議論すると、第三者からの素朴な疑問に意外と答えられない自分に気づき、それがエッセイをより良くするきっかけになります。なお、第三者はカウンセラーである必要はなく、身近な友人でも良いと思いますが、できればアラムナイ・在校生などMBA受験やMBAのことをよく知っている人の方がより具体的なフィードバックが期待できるのではないかと思います(私自身、キャンパスビジットでの在校生との議論がとても参考になりました。)。

インタビュー

自分のレジュメ・エッセイをベースにして、基本的・典型的な質問を想定して回答を準備するという作業を、カウンセラーとともに行いました。インタビューもエッセイと同じで、なぜ自分がMBA(またはこのスクール)に行きたいかを「他者に対して論理的・説得的に説明する」ものですので、第三者と想定問答を行ってフィードバックをもらうのは有益だと思います。

受験生へのメッセージ

日本の高校・大学受験に慣れている人にとっては、アメリカのMBAのadmissionプロセスはよく分からない部分が多く、何が決め手でMBAに合格するかが一概には言えない難しさがあると思います。人それぞれバックグラウンドが異なるため、私の受験記がどこまでみなさんのお役に立てるかは分かりませんが、私自身受験生のときに色々なMBA受験記を読み漁る日々を送っていましたので、何か少しでもみなさんの参考になることがあればうれしいです。

スコアメイクやエッセイ作成がうまく行かないと非常に苦しい時期を過ごすことになると思いますが、MBAに合格した後には新たな世界が広がっています。ぜひ頑張ってください!