受験体験記 Class of 2017

Case 2: 商社・男性

プロフィール

コース MBA (2Y)
性別 男性
学歴 慶應義塾大学商学部
海外経験 イギリス交換留学1年、中国駐在4年
職務概要 総合商社 物流関連

Why MBA

長期目標:海外事業の戦略・経営に携わり、日本企業の競争力を高めたい。
短期目標:コンサル会社で戦略を担当、もしくは海外の事業会社の戦略部隊に入ること。
上記目標を達成するため、MBA留学をし、特に以下注力したいと考えた。
(1) Strategyとこれまで経験していないFinanceの知識を強化。
(2) 自分と異なるバックグラウンドの人とチームワークすることで、リーダーシップや国際人としての素養を高める。
(3) 卒業後もつながっていられるグローバルネットワークの構築。

Why Kellogg

キャリアチェンジのためには夏季インターンが必須と考えたため、2年間のプログラムということでアメリカのMBAに絞った。
その中で、以下三点で受験校を決定。
(1) コラボレティブな校風:MBAでは学生から学ぶことが多いと考えたため。
(2) コンサルへの就職実績:キャリアゴールを実現するため。
(3) 都心部ではなく、田舎・郊外の立地:妻・子に良い生活環境を提供したかったため。

複数校合格し、4月に3校ビジット。Kelloggは合格者イベントに参加。訪問前は、Kelloggは学校の規模が大きいことがネックだと思っていたが、実際に訪問してみて、学生の多様性があること、1年プログラムにコンサルから社費で多数派遣されケースインタビューの練習には最高の環境であることが大規模校としてのKelloggの魅力だとわかった。また、チームワークで有名なKelloggは人を親しくさせる仕組みがあり(合格者イベントでのチームワークやKWESTという学期前旅行KWESTで自分のバックグラウンドを話してはいけないなど)、大規模校ながら小規模校のように同級生と深く知り合える環境があるとわかり、Kelloggが自分の進むべき道だと納得でき、進学を決意した。

受験スケジュール

2013年夏頃 MBA進学を考え始め、情報収集開始
2013年12月 TOEFL初回受験98点、GMAT勉強開始
(一回目でそれなりの点数だったため、GMAT後に再度TOEFL受験すれば自動的に点数上がるだろうと高を括る)
2014年5月 GMAT初回受験580点と絶望、エッセイ用ネタ出し開始、アメリカのMBAに絞ることを決める
2014年8月 出願校決定、エッセイ作成開始、GMAT受験660点、TOEFL2回目受験105点(出願スコア)
2014年10月 GMAT受験700点(出願スコア)
長女誕生(出産に立ち会い、病院でエッセイを仕上げた)
Round1にて3校出願(2校インタビュー・合格)
2015年1月 Round2にて5校出願(3校インタビュー・合格)
2015年4月 合格した第一志望群3校訪問(うち2校は現地の合格者イベント参加)、Kelloggに進学することを決定

受験準備について

受験準備で一番重要だと思うのが、Why MBA→Why this school→Career goalを本心から紡ぎ出すことです。
MBAは留学期間中収入がないという機会損失含め3000万円規模の投資となります。起業する、休業して旅に出る、家を買って落ち着いた人生を満喫するなど選択肢がある中で、なぜMBA選ぶのか。自分のなりたい人物像・キャリアゴールは何か。ここで考えたことが、学校選びの基準になり、勉強のモチベーションになり、エッセイ・インタビューの説得力になり、入学後魅力的なイベントが山程ある中での優先順位付けの基準になり、就職活動の柱になります。
もちろん入学後、いろいろな刺激を受け、方向転換することはありますが、考え方の核になる部分は変わらないと思うので、受験前に自分の将来につき、本心で考えておくとよいと思います。

TOEFL / GMAT

TOEFL:

105点(R29/L27/S24/W25)
初回受験でL30点だったのに2回目は27点に下がった。全パートで納得できる点が出せるまで受験した方がいいと思う。中国では政府系機関がTOEFLを運営している関係か(!?)、需給がマッチしておらず、3か月先まで中国全土予約が取れない状態で、追加受験ができなかったのが悔やまれる。Wは準備すれば高得点取れるとのことなので、準備不足だったと反省。

GMAT:

700点(V35/M49/IR4.5/AWA5)
Vは速読のため、Spreederというサイトを使った。全く攻略できた感覚がないので、他の人の体験記を参考にしてください。。。
Mはマスアカで一気に40点台前半から50点まで駆け上がった。(最後Vに集中しすぎ49点に落ちてしまったが・・)
これはみなさんにオススメするわけではないですが、自分は4時間のテストで最初から最後まで集中力を100%に保つのが難しく感じたので、AWAとIRはウォーミングアップと位置づけ、MとVに知力を温存した。
TOEFLとGMATに共通して言えるのは、目標を高く設定した方が良いです。自分はTOEFL105点、GMAT700点というのを目標にしており、目標通りの点数が出せたが、より高い目標に向け、対策すべきだったと反省。
GMATは750点以上取ると大学から奨学金付きオファーをもらえる可能性が高まること、またコンサルなど就職活動においてGMATの点数を記入させられることもあるため、GMATの点数の重要性を後から知ることになった。

エッセイ・インタビュー

エッセイ:

自分の過去の棚卸と、将来像の明確化が肝心。
最初に書いたエッセイがDukeの”25 random things about me”だったので、ネタのストックを作る意味でとても良いスタートが切れた。
英文での作文に慣れていなかったため、まずは英語の表現にこだわらず、Bullet Pointを並べるように意識した。文章の装飾は後からやればよい。
妻にエッセイを見てもらった。カウンセラーもいいが、身近な人は有益なアドバイスくれる。
Kelloggはチームワークを重視しているので、ビデオエッセイを課しているのだと思う。要領はTOEFLのSpeakingと同じなので、緊張せずに自分らしさをしっかり出せばいいかと思います。

インタビュー:

カウンセラーと2回練習した。質問にストレートに回答すること、Resumeの行間を言葉で埋めることを意識した。
また、質問の聞き方が異なるが、聞きたい内容は同じということもよくあるので、「準備してないこと聞かれた」と焦らないよう、質問の意図を酌んで回答するよう心掛けた。
面接は駐在先の中国で台湾人の卒業生と面接だった。中国で日本人が面接受けるということで、珍しく印象に残るなど、メリットは大きかったと思う。(日本で受験していたら合格してないかも?)

受験生へのメッセージ

自分のBackground、Achievement、Why MBA、Why this school、Career goalなどが一本の線でつながっていたことが第一志望の学校から合格をもらえた理由だと思います。ランキングも気になるとは思いますが、自分とFitする学校を見つけることがより自分の人生にとってプラスだと思います。。
また、MBA受験は長期戦で、点数の伸び悩みやエッセイで筆が進まないなど苦しい局面もあるかと思いますが、如何にモチベーションを高く維持できるかが肝心なので、自分をサポートしてくれる人ややる気を上げる方法を見つけて、夢に向かって頑張ってください!