受験体験記 Class of 2017

Case 9: メーカー・男性

プロフィール

コース MBA (2Y)
性別 男性
学歴 早稲田大学法学部
海外経験 短期出張程度
職務概要 私費、日系鉄鋼加工メーカー 3.5年、外資系消費財メーカー 4.5年
主にサプライチェーン部にて物流・調達のオペレーションを担当

Why MBA

  • 過去の仕事での経験から、組織デザインやビジネスプロセス改善によるグローバル企業の企業のポテンシャル開発に強い興味をもっており、MBAがそのために必要なハードスキル、ソフトスキルを学ぶ場として最適である思ったから
  • 仕事をマンネリに感じていたので海外のMBAをきっかけにしてキャリアを大きく転換させたかったから
  • 海外留学が大学時代からの夢であり、このタイミングが留学の最後のチャンスと思ったから

Why Kellogg

Kelloggは以下の理由から本命校でした。

  • MBA受験を志した初期のころに偶然参加させていただいたKellogg Alumni Japanのイベントで、Alumniの方々が部外者である私をKelloggコミュニティーのメンバーかのよう扱ってくださったことにいたく感動し、ぜひこのコミュニティーのメンバーの一員になりたいと思ったから
  • カリキュラムが自分のキャリアゴールに対して強くフィット感していたから
  • 就職を希望するコンサルティング業界への就職において最も強い学校であること

受験スケジュール

2013年1月 MBA受験を決意する。以後断続的に情報収集やテスト対策を行う
2013年8月 AGOSのGMAT Verbalお盆特訓に参加
2013年9月 TOEFL106点(出願スコア)
2013年10月 GMAT初受験 560点であせる
2013年11月 GMAT受験2回目 決死の覚悟で受験するもその覚悟が逆に頭の動きを固くしてしまい、想像を絶するほどの低得点をたたき出す。2014年1月の2nd Roundでの出願を断念
2013年12月~
2014年6月
いったん受験準備はスローダウン。一から出直す意味で中学受験用の算数の問題集を解いたりキャリアゴールを考え直したりした
2014年7月 GMAT 3回目570点 自分のGMAT才能のなさに驚愕。心底みじめな気分になる
2014年8月 Interfaceでエッセイカウンセリング開始
2014年9月 GMAT 4回目620点 点数が上がり安堵。やっと点数を出す感覚がつかめた気がした
2014年10月下旬 GMAT 5回目720点(出願スコア) MBA受験中で最もテンションが上がった瞬間
2015年1月~3月 2nd Roundで8校出願(1月)、6校面接(2月)→ 2校合格、1校Wait List

受験準備について

スコアメイキングに時間がかかってしまったことが受験期間を長引かせました。ただ、人それぞれ現在の英語力や学力、仕事やその他活動の忙しさも異なるので、合格までにかかる期間も当然異なるかと思います。もっとも重要なことは最終的に合格することなので、時間がかかっても焦らずその時々必要なことをやっていけばよいのではないかと思います。

TOEFL / GMAT

TOEFL:

(出願スコア 106)
違う意見もあるかもしれませんが、私はTOEFLを早く終わらせるためのキーはある程度の点数(目標点のマイナス15点くらい?)まで出るようになったら、できるだけ短い間隔で目標点が出るまでテストを受けまくることだと思います(ただし受けるだけでなく対策勉強も並行して行う)。理由は、TOEFLはその時の調子や問題との相性で点数が大きくぶれる可能性があり、また試験勘がものをいう試験だからです。私はこの戦略をとらずに間隔を2~3か月開け、少ない受験回数でTOEFLをクリアしようとしていました。そのため、早い段階で103点を出していたのに出願スコアの106点へのたった3点を上げるのに9か月ほども使ってしまい、受験期間を長くする一因になりました。

GMAT:

(出願スコア 720 M48, V40)
本当に苦労しました。GMAT攻略のカギは、問題の取捨選択を冷徹に行い、自分が短時間で答えを得られる問題をミスなく試験時間を通じて解き続けることだと思います。また、これを行うためにはリラックスすることが重要です。私の場合はここに気づいてから点数がジャンプアップしました。
MATHについては、私は数学が超絶的にできなかったため、まともな点数がでるまでに非常に時間がかかりました。GMAT勉強開始時のMATHの実力はMBA受験生の中で最低レベルだったと思います。日本人受験者の多くが目標にする50点や51点はもはや別次元の話に思えました。しかし中学受験用の問題集を解いたり暗算の本を数冊買って勉強するなど基礎からやりなおしたことで、長年のコンプレックスであった数字に対する恐れをかなり克服できたのではないかと思います。
Verbalについては、私は英文法や論理思考がそこそこ得意だと思っていたものの点数に全く反映されず苦しみましたが、自分はRCが得意なことに受験終盤に気づき、重点的に練習することで点数が上がりました。AffinityのRC講座は個人的におすすめです。

エッセイ・インタビュー

エッセイとインタビュー対策全般については、時間をかけてでも信頼ができるカウンセラーを探し、選ぶことが非常に重要だと思います。私は実績があり、学校選びからエッセイ・インタビューまでトータルでサポートしてくれるInterfaceにお世話になりました。エッセイ内容については、派手でなくとも自分がこだわりを持って取り組んだことについて真摯に描き切ることができれば、自分らしいよいエッセイができると思います。私は最初のころ、自分の地味なバックグラウンドからそのままキャリアゴールをつくると周りの受験生と比べてあまりに平凡なものになってしまうため、多少脚色して壮大な物語りをつくろうかとも考えましたが、そんな物語りを作る想像力も大胆さもなかったため、結局正直ベースのキャリアゴールに落ち着きました。そのエッセイで合格ができたので、それが正解だったのだと思います。
エッセイ提出直後に求められるビデオエッセイは、確か、「休日には何をするか?」と「Why Kellogg?」の二問だったと思います。私は話している途中で時間切れとなってしまいました。録画中絶句してしまうことがないよう、よく聞かれる質問については何となくでも答えを準備しておくとよいと思います。
ケロッグのインタビューについては、面接官の方との対話を楽しむことができ、自分の良さも出せたのでやり切った感がありました。インタビューを通じてケロッグとのフィットも感じたため、インタビューを終えた時点で「合格したのではないか?」とさえ思いました。他校も含めたインタビュー全般としては、準備不足だったこと、Kellogg以外の学校を志望する強い動機がなかったことがたたり、6校面接したにもかかわらず2校しか合格できませんでした(+1校Waitlist)。純ドメでアメリカ人との会話に慣れていなかったため、もっと時間をかけて練習すべきだったと反省しています。

受験生へのメッセージ

今のGMATの点数が非常に低くても、海外経験があまりなくても、華々しい経歴をもっていなくても、粘り強く努力する気持ちがあれば合格は可能だと思います。現状のポジションが低ければ低いほど、ハードルを乗り越えて合格できた時の達成感は非常に大きなものになります。私は割とあきらめやすい性格ですが、MBA受験は人生の中で最も粘ったことの一つと言っていいほど粘りました。そのため、最終的に合格をいただいたときの達成感は非常に大きかったです。もしもMBA留学への強い気持ちをお持ちなのであればぜひあきらめずに最後まで粘って合格を勝ち取ってください。