さてさて、最近ちと(柄にも無く)アカデミックな記事を連投してしまったので、ここらで一気にグイッと趣を変え、皆さんお待ちかね、「Kelloggと言えば」の鉄板ネタの一つ、パーティーの話を一発!秋に行われたCIM Ball(シム・ボールと発音)について書かせて頂こうと思う。パーリーパーリー☆
のっけから、激しく暴れる象の写真!?
いえいえこれ実はマンモスなんです。
でもこれ、パーティーなんです。
???でしょ?
まま、本文読んでみて下さいな J
9月に3週間ほど掛けて行われるプレタームのオリエンテーション兼狂乱の祭り(&一部授業)、「CIM」(詳細はまた別の記事で)の最後に行われる、盛大な打ち上げフォーマルパーティー。
パーティーの頻度と激しさじゃあ右に出る者の無いケロッグの三大フォーマルパーティーの一つでもある。
話ついでに軽く紹介すると、三大フォーマルパーティーの他の二つは、冬に行われるCharity Auction Ball(企業や地元団体、教授や学生からあらゆる寄付を募り、皆でオークションをやって多いに盛り上がるというイベント)と、春に行われるCasino Night(ホテルの大ホールを貸し切って皆でカジノで遊び倒すイベント。過去に〔余りに勝ちすぎて〕ラスベガスのカジノから出入り禁止になったことで有名なさすらいの博徒でもある教授のカジノ講座なんてお洒落な企画もある)。
ちなみに、Kelloggのパーティーは当然フォーマルパーティだけじゃ御座いませんので誤解無きよう!セミフォーマルからカジュアルから、はたまたカオスまで、幅広く奥深く取り揃えてます。その辺はまた追い追い在校生から情報発信させて頂きますので乞うご期待。
“Work hard, play hard”、『勉強も課外活動もちろん頑張るけど、遊ぶときは本気で(マジでやりすぎなくらい本気で)、遊ぶ』というケロッグ魂を渾身のフルスイングで体現する一大イベントでもある。
何が凄いってまず会場。普通そんなとこでパーティーやらねえだろ、っつかそもそも普通借りられねえだろ、って場所でやっちゃう。
去年は映画Untouchablesの舞台にもなった、シカゴ市内にあるGrand Central駅の構内、一昨年はバブリーなクルーザーを貸し切ってミシガン湖上でシカゴの夜景を一望にしつつ。その前はプラネタリアムでパーティー。(一体どうやって抑えてんだろ?)夜の遊園地を貸し切りで、なんてMケル・Jクソンばりの暴挙、もとい素敵な年もあったらしい。
そして今年は、なななんと、ザ・パーティースクールのプライドに掛け、交渉に交渉を重ねた末、遂に許可が下りたと言う、「国立自然博物館」!はあっっ!?
日本で言うなれば、上野の国立博物館で夜中に大宴会をやっちまおうという発想。ありえねえっ。。。企画チームのパーティーに掛ける熱い情熱と意地に、ただただ脱帽。
ちなみにこのフィールド自然博物館、夜中の博物館で化石やミイラが動き出すあの映画、ナイトミュージアム(http://movies.foxjapan.com/nightmuseum/)の撮影でも使われたアメリカを代表する博物館らしい。(映画の設定ではNYということになっているが)
そんな訳で、サクッと当日の実況をお伝えしたいと思う。
7時待ち合わせでケロッグの学生寮に集合し、スクールバスで一路シカゴへ!
普段はTシャツ短パンビーサンの夏休みの少年/少女ルックだったクラスメートたちも、タキシードやドレスでバチッと決めると、実はカッコよかったりセクシーだったりしたことに気付いたりもする。
そんなこんなでテンション高めにワイワイやりながら会場に到着。
夜の自然博物館はライトアップされてて痺れるくらいムーディーでカッコいい。(この写真だとあんまし壮厳な感じは伝わりませんが。。。)
中には、KWESTで一緒だったメンバーで高級リムジンを貸し切ってカクテルで乾杯しながら会場に乗り付ける連中も。70年代のレトロなバスをチャーターなんてコジャレたてことやってくれるチームまで。チームごとにテーマを決めてファッションを揃えたりなんてして来てます。(ギャングだったりハワイアンだったり。)ここから既にホンキ印です。
いざ博物館の中へ!
会場の中はこんな感じでした。間接照明でライトアップされた恐竜やマンモスの中にテーブルとバーカウンターが。世界中の酒を取り揃えてます。どんな絵だ。。。
お洒落なのか粋なのか何なのか。。。少なくとも、歌舞いちゃってます。そして、おもろいことは間違いないです。
飯も、今回のためにホテルからスタッフを連れてきたらしく、アメリカにしては割とうめえ。僕も嫁も久々の美味しい外食をガッツリ楽しませて頂きました。
CIMの三週間で仲良くなったクラスメート達と談笑しながらワインやシャンパンをガブガブ飲み干し、気分もだんだん良くなってきた。
そんな中、DJ, hit it!な感じでダンサブルな曲が掛かり、突如として博物館はダンスホールに。恐竜やマンモスの下、ミラーボールに鬼ウーファーで皆して踊り出す。またしても、つかこれどんな絵だっ!?世界広しと言えども、国立博物館をクラブにしちゃうような不届きな(?)学校はKelloggぐらいのもんじゃないだろか。(他にもやってらしたらごめんなさい)
僕と妻は、ほろ酔いモードで博物館の中をデートがてらぷらぷらと廻ってみることに。
夜中の博物館って、酔いも手伝って、なんか幻想的。ちょっと中学生の頃にデートで行った後楽園のお化け屋敷のほろ苦いドキドキ感を思い出したりしながら。
途中、完全に酔っ払ってどでかいサメの標本の口の中で寝てる輩も。プッ。っお前それ、朝目が覚めてどんだけオイシイ寝起きリアクションの絵撮れちゃうんだよ!?
すごく楽しくて、気分良くて、大満足で、妻と二人で今度昼にまた来ようね、という話をしながら手をつないで階段を下り、ふと廊下を見たところ、
・・・ちょっとちょっとっ!いましたよっ!奥さんっ!
暗がりの中、僕らと目が合ったのは、熱い抱擁&濃厚なチューを交わしてたカップル。よーく見ると、えっ!?つか、お前らそうなの!?と。
コントかっ!て動きでササッと離れ、気まずそーーーに口笛吹きつつ別々の方向に歩きながら、「お、おっす。どしたの?こんなところで。奇遇じゃん。お前も散歩?俺もたまたま散歩してたんだよねー」って。ええええっ!?どんだけ不自然?!思わず嫁とブハッと噴き出しちゃいました。まあ、盛り上がっちゃったんだねー、若いんだし、しゃあないよねーみたいな。改めて、学生だわ、俺ら、と思っちゃいました。
そんなこんなで楽しかった3時間もあっと言う間に過ぎ、こんな体験MBAに来てなかったら出来なかったなーと思いながら、これから始まる2年間に向けて胸を躍らせつつ会場を後にしましたとさ。来年もまた行こっと♪
さて、まだまだ奥が深いケロッグの世界。まだまだこんなん序の口でっせ。今後も幅広くいろんなことをお伝えしていく予定ですのでご期待あれ!
IM class of 09