Kelloggでの旅

期末試験を終え、ファイナル・レポートを提出したので、いよいよ今日から春休み。ゆっくり休むまもなく、早速昨晩はペルー旅行面子によるキックオフ飲み会がった。ここ何日かは勉強に追われていたが、気付けば明日はリマへ向けて出発である。


ペルーへは、同級生に誘われ、数週間前に急遽行くことに決めた。以前からペルーに関心のあった妻、ペルー人同級生監修の旅行プランということによる安心感、そして何よりKellogg同級生と在学中最後の旅になりそうなことから決断。今回のペルー旅行は、学校の行事でも何でもないのだが、ほぼ同じ行程・日程で行くKellogg同級生がなんと20名強もいる。しかも、クスコ、チチカカ湖では、ほぼ全員が同宿である。人数が集まれば、ところ構わず飲んで騒ぐのがKellogg。高山病にならずとも、二日酔いで頭が痛くなるのを覚悟しなくては。

思えば、Kelloggの同級生とは、この一年半、いろいろなところに行った。KWESTのトリニダード・トバゴを皮切りに、一年次のThanks Givingに勢いで行ったカンクーン、冬休みのウィスラー、GIMで訪れたロシア、Ski Tripで600人近くで大挙したテルライド(コロラド州のスキー・リゾート)、そして極寒のシカゴを脱出すべく先月男ばかりで行ったラスベガス。いずれも、何事にも変えがたい、一生の思い出だ。

数多く行った旅行の中でも、特に印象に残っているのが去年の夏休みに行ったジンバブエである。誘ってくれたのは、飲み仲間で、アメリカ人セクションメイトのMS。なんと、彼の両親が広大な土地をジンバブエに所有しており、サファリを経営しているとのこと。ジンバブエがアフリカにあることぐらいしか知らなかったにもかかわらず、サファリという響きと、友人の誕生会中に、夫婦共に酔っ払っている状態で誘われたこともあり、深く考えず「行く」と二つ返事で回答した。

ジンバブエは、ご存知かと思いますが、インフレ率が現在世界最悪の年率27,470%(2008年2月時点、中央銀行公式発表)で、国民の3割がエイズに感染し、平均寿命が36歳と世界で最も短いという国。彼の誘いがなかったら、一生行くことがなかったであろう。MSと我々夫婦を含めKellogg生8人で行ったのだが、毎日がありえない体験の連続だった。食パン一斤しか置いていないスーパー、札束を積み上げて支払う一日分のホテル代、ライオンの鳴き声とハイエナの狩りの音が聞こえる中でのキャンプ、そこら中にいるキリンとシマウマ、地球上に3,000頭しかいないクロサイとの遭遇、今にも踏み潰されそうな距離で見る野生の像、地上の割れ目に水が流れているとしか思えないビクトリアの滝などなど、今思い返しても数限りない。本当に、この旅で世界観が広がった。環境や野生動物についてより一層考えらされるようになったし、世界の貧困やエイズの問題についても感心が高まった。インフレ問題も、今までは教科書のみで学んだことであったが、一般市民に与える影響の大きさを実感した。

そして、一緒に行った同級生達とは、ありえない数の星の下、野生動物の鳴き声が聞こえる中で、毎晩飲みながら将来について語り合い、一生のかけがえのない友人となった。彼らとは間違いなく、卒業後も定期的に会うことになるであろう。

他のブログにもあるように、Kelloggは様々な貴重な体験を提供しくれる。その中でも、自分にとっては、同級生達と行った旅は特に得るものが多かった。明日から行くペルーで何が待っているのか、今から楽しみだ。

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