ACE 2008(その2)

TAさんのACE 2008(その1)に続き、ACE 2008の様子をKWよりお送りいたします。と言いつつも実はこの記事を書いている今日は既に4週間のプログラムがあっという間に終了しており、KWEST(Kellogg Worldwide Experiences and Service Trips※)と呼ばれる、既に一週間の学期前旅行から帰着しております。

その2にしてもう振り返りに入ってしまいますが、ここでは私がACEの4週間のプログラムを通じて得た重要な学びをお伝えしたいと思います。個人的にたくさんの「目から鱗が落ちる」ような学びがありましたが、最も重要だと感じたのは次の2点です。

  1. アメリカ流ネットワーキング
  2. 自信と度胸

上記をはじめとする重要な学びがあり、新しい環境で、世界中から集まったクラスメートと楽しい時間を過ごせた1ヶ月は過去の人生で最も充実した1ヶ月間であると言っても過言ではないと思います。まだ学期が始まる前ですが、ACEで得たいろいろな学びや過ごした環境はKelloggの環境の縮図なような気がします。(Academic Workloadは実際の学期とは比べ物にならないと思いますが、、、、)

8e4d74bb2be33bce2c5f-1024.jpg※同学年の学生約20人を1グループとし、グループごとに世界各地に飛び、その土地の歴史・文化・自然に触れながら、ボランティア活動を行い、学生同士の交流を深める為の学期前旅行。

1. アメリカ流ネットワーキング
Kelloggに限らずアメリカ生活を体験していない留学生にとっては、アメリカのビジネススクール及び実務におけるネットワーキングには苦労が絶えません。d49fec3972acf79814e8-L.jpgこの点はACEのカリキュラムにも色濃く反映されていて、外部の専門家を招き就職活動を意識したテーブルマナー講座があったり、既に8月中に授業を開始している1年制の学生と食事をする機会が数回あったりします。(写真:立食パーティで握手をする際のお皿とグラスの持ち方の練習)

留学生に早期にKellogg コミュニティに溶け込み、スムーズにアメリカ生活及びビジネス界で活躍できる素養をつけてもらうことが狙いのようです。特に学生間の結びつきが強いKelloggにおいて、ネットワーキングがうまくできないことは2年間で本来得られる学びや経験を著しく狭めてしまうことになりますし、アメリカで就職をする場合は致命傷になるといっても過言ではありません。留学生にとっては言葉の壁が存在することは確かですがアメリカ人はなぜネットワーキングを重視し、何を求めているかを知ったことはこれまで持っていたネットワーキングへの苦手意識を払拭してくれました。合わせて立食パーティや飲み会のような場で知らない人の会話の輪に入ってアメリカ流ネットワーキングのコツを学ぶことができたのは非常に大きいと感じています。現時点ではあくまでコツを得ただけであり、これを実践に移し本来の目的であるネットワーキングの根底にある真の目的をひとつずつ達成していきたいと考えています。

 

2. 自信と度胸
ACE期間中にはACEのクラスメート以外のClass of 2010のクラスメートと交流を得る機会があり(早い話が飲み会です)、そこで前述のネットワーキングにおける学びを実践することで、スムーズに友達の輪が広がり、楽しい時間をすごすことができています。学期が始まると加速度的に多くの学生や教授、そして就職活動がはじまれば多くのAlumniや企業の採用担当者と会うことになりますが、そういった時期に向けて不安感が一気に和らぎ、自信さえも感じるようになりました。ネットワーキングのコツは確かにいくつか学びましたが実は最も重要なのは度胸だと感じています。

 ACEで最も実践的で学びが多かったのが実際に過去の授業で扱われたケーススタディに取り組んだことですが、補足資料を合わせると30ページ近くなる資料を読み込み、グループで討議をし、プレゼンテーション資料を仕上げるという一連の作業を体験したことは、Kelloggの代名詞でもあるグループワークで問われるTeam Contributionへの心の準備になりました。今回は留学生の同士のグループであり、成績もつかないので、実際の授業とは環境がことなりますが、自分がContributeしやすい分野は何なのかを把握できたことは多きな自信につながりました。72487a71def90ad8bb47-L.jpgまたあるケーススタディの授業では、Microeconomics&Strategyで有名な David Besanko教授に教えていただく貴重な機会を得て、発言を通じたClass Participationの難しさを体感しました。KelloggではいわゆるCold Call(教授が生徒に抜き打ちで発言をさせる)は決して多くないようですが、手を上げて発言をした学生に先生が質問や理由を厳しく切り込む事は多いようです。実はBesankoの授業で実際に「彼の意見に追加がある」と私が発言をしたところ、「その前に君は彼の意見に賛成なのかね?そしてどういう理由で?」と想定外の質問をされしどろもどろになってしまいました。授業後にBesanko教授から「例え取り上げているケースが米国のケースであっても、留学生は是非『自分の国ではこうではない!』といった反論を度胸をもってしてほしい。」という熱いメッセージを受けました。決して簡単なことではないですが、留学生だからこそできる発言を教授が求めているという生のメッセージを受け、これまで持っていたClass Participationへの不安感を大きく和らげることができました。最初の学期まで残すところあとわずかですが、常に度胸をもってKelloggでの2年間を過ごして生きたいと思います。

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