Kelloggにおけるコンサル就活について

Class of 2017のSHです。After MBAのキャリアとしてコンサルを希望する受験生も多いかと思うので、Kelloggのコンサル就活向けのリソースと自分の就職活動を通して感じたことについて書こうと思います。

自分のバックグラウンドは、総合商社で7年間勤務し、そのうち4年間は中国の事業会社にミドルマネジメントとして派遣され事業開発やオペレーションのマネジメントなどを担当していました。それまで現場に近い視点で仕事をしてきたが、会社全体の方向性を決めるような戦略的な仕事をしたいと思い、コンサルティングファームに就職したいという気持ちでKelloggに来ました。

数あるMBAの中でもKelloggを選んだのは、①コンサルの就職に強いこと、②コラボレーティブな校風で周りの学生から多く学ぶチャンスがありそうだと思ったこと、③郊外型の立地で住環境が良さそうであること、と学校選びの段階からかなりコンサルへの就職を意識していました。

それでは、コンサルの就職に強いとは具体的にどういうことなのか、見ていきたいと思います。

 

1)就職実績

最新の統計の取れるClass of 2015では、学生の35%が卒業後のキャリアとしてコンサルティング業界を選択しています。コンサル業界といっても、多くの方がイメージされる戦略コンサル以外にも、会計やITから業態を広げた(日本的な表現でいうところの)総合系コンサル、ヘルスケアなど特定分野に特化したブティックファームなどいろいろありますが、Kellogg Class of 2015はトップ3コンサルファームと評されるMBBへ計88名(McKinsey34名、Bain28名、BCG26名)就職しています。もし、このような企業への就職を目指しているのであれば、Kelloggの強力なAlumniネットワークがサポートしてくれることでしょう。

実際に、自分が東京の外資系戦略コンサルでサマーインターンを行なっている際、Kelloggの卒業生のコンサルタントの方が、わざわざ自分を探しに来てくれ、「キミ、Kelloggなんでしょ?オファー確定!」と冗談交じりに挨拶してくれました。日本にある外資系コンサルファームにもKelloggのネットワークが張り巡らされていることを実感しました。

 

2)Kellogg Consulting Club(KCC)

KelloggにはKCCと呼ばれるコンサル就職を目指す人のためのクラブがあり、2年生のコンサル経験者による面接の練習やResumeのレビュー、コンサルファームからのゲストスピーカーによるセッションのアレンジなど、コンサル就職には欠かせない存在となっております。コンサルファームは、ケース面接と呼ばれる模擬コンサルティングを選考に取り入れているため、学生はこの特殊な面接に対応するための準備をする必要があります。KCCはIPG(Interview Preparation Group)という1年生4人程度を2年生1名が指導する就活対策グループを作っています。そのカリキュラムには、コンサル就活のいろはの説明、複数回に及ぶ個別ケース練習、自己PRを含めたFit Interview対策なども盛り込まれており、一年生は二年生から手厚い指導を受けることができます。

 

3)コンサルティングに役立つ授業

コンサルタントとして成功するために戦略を学びたい、という方も多いかと思いますが、KelloggにはStrategy Departmentの授業(授業コードがSTRTで始まるもの)、その他のDepartmentでStrategyのつく授業(Marketing Strategy、Operation Strategy、Competitive Strategy & Industrial Structure)の他に実際のクライアントにコンサルティングするなどのハンズオン型Experiential Learning(Marketing Consulting Laboratory、Global Lab、Analytical Consulting Lab)があります。

自分の受講した中で、特に印象的だったのが、Rima Touré-Tillery教授のMarketing Researchという講義と同時並行で、数十人へのInterviewや数百回答のSurveyから得たCustomer Insightに基づきクライアントに提案を行なう授業です。プロジェクト内容はクライアントにより大きく異なりますが、当方のクライアントは住宅のメンテナンス関連のビジネスアイデアを持った起業家で、どのマーケットセグメントをターゲットに、どのような商品特性を打ち出し、いくらでChargeするかという、ビジネスモデルの根幹に関わる提案を行ないました。

 

4)コンサルティングに役立つ課外活動

Kellogg Impact Consulting Club(KICC)というシカゴエリアのNPO向けにコンサルティングサービスを提供するというプロジェクトに参加しました。当方のクライアントはシカゴ北部の地域振興組合のような組織で、彼らの起案した二つの投資プランを比較検討し、判断基準も含め、提案しました。このプロジェクトは4~5人のチームに必ずNon-Profit経験者、コンサル経験者が含まれており、ダイバーシティに富んだチームメンバーと8週間一つの目標に向け取り組んだことで、様々な学びがあったと同時に、チームメンバーとは一年経った今でも、定期的に集まる仲になっています。

 

5)Kelloggの差別化のポイント

読者の中には、「上記4点は程度の差はあれ、他校にもあるんじゃないの?」と疑問を持たれている方もいるかもしれませんので(その「程度の差」がKelloggの強みだと思うのですが)、最後はこれはKelloggにしか当てはまらないだろうというものを挙げさせてもらいます。

先に述べたコンサル向けの就職活動ではケース面接の練習が不可欠です。ケース面接の練習の際、インサイトに富んだアドバイスをくれるのが、コンサルファームからの社費派遣の学生たちです。Kelloggには1Y Programという一年制プログラムがあり、そこにはコンサルファームからの社費派遣生が多数在籍しているため、ケース練習相手には事欠きません。

 

以上、Kelloggが如何にコンサル就職に強いかという半ば自慢話をさせてもらいましたが、実際どのような授業があるのか、どのようなサポートが得られるのかなど、興味がある方は、ぜひ一度キャンパスビジットをして、学生から生の声を聞いてみてください。

 

余談:アメリカのコンサルファームへの就職についての所感

アメリカでのコンサルティングを目指されている方もいるかと思いますが、高い英語レベルがあれば、オファー獲得も可能だと思います。実際、アメリカでの勤務経験・就労許可のない留学生でも、アメリカのコンサルファームからオファーを獲得している事例は多々あります。特定のIndustry and/or functionにFocusしていれば、よりよいです。ただし、ほとんどのコンサルファームは一つのオフィスとしかインタビューさせてくれないので、Plan AはアメリカのMBB、Plan Bに日本のMBBということはできないので、応募戦略とそのリスクはご自身で見定めてもらえればと思います。タイミングとしては、9月入学して、11月初旬には志望オフィスを決めて、そのオフィスのコンサルタントとネットワーキングする必要があります。

自分はアメリカのCEO(それも多くはトップMBA卒)に経営アドバイスしているイメージがわかなかったので、日本オフィスで自分のバックグランドも活かしながら、コンサルスキルを身に着けようと日本へ帰国することを決めました。何か質問等あればコメント欄までお願いします。

 

「Kelloggにおけるコンサル就活について」への1件のフィードバック

  1. ありがとう!
    他のスクールとどれくらいdifferentiateされているのかは実際にそこで学んでみないと分からないけれども、明らかにKelloggにおけるコンサル就活環境は絶対量として充実しているね(全くバックグラウンドも興味も無かった自分すら、インターンに行きたくなってしまう位なので)。

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