皆さんは、シカゴの食事と行ったら何を思い浮かべますか?

こんな分厚いピザくらいしか思いつかないと思います。

シカゴピザ

 このDeep dish、それはそれで美味しいのですが、あまりに重くて頻繁には食べたくなく、、、

それ以外には謎のホットドックくらいしか所謂シカゴ飯は存在せず、

 正直シカゴ、特にEvanstonには外食の選択肢がそこまでありません。なのでKelloggの在学生の大半は自炊をしているのが現状です。

 そんな中で、日本の食材が、どの程度・どこで手に入るのか、は皆さんの関心どころと思いますので、今日はそのあたりをご紹介できればと思います。

Q. 日本の食材は手に入るの?

A. 全く問題なく手に入ります。

主に方法は3つあって、

1、近所のスーパーに少しだけある

 近所のスーパーに、醤油とか基本的な調味料はあります。が、日本製ではなくアメリカブランドなのでちょっと期待とずれるかもしれません。日本以外の中国、韓国、東南アジアの調味料もあります。食材としては、鶏肉は問題なくあります。胸肉ささみ手羽先手羽元もあります。ただ、アメリカでは骨と一緒に皮をとってしまう文化があり、骨なしのもも肉には皮がついていません。どうしても皮を焼きたい人は骨ありのもも肉を買って骨を外しましょう。もちろん牛肉・豚肉はありますが、豚肉のほうが安いということはありません。合い挽き肉はないのでどうしても使いたければ、豚ひき肉と牛ひき肉を買って混ぜましょう。

 豆腐は売っています。白菜、ネギ、もやしとか意外と野菜系も揃います。魚は、種類によっては売ってますが、もちろん生食用はありませんし、信じられないほど高価です。。。

 逆に、アメリカのスーパーで中々見ないものとしては、日本米、牛・豚のスライス、えのきしめじとかのキノコ系、長ネギ春菊水菜などのコアな野菜、そばうどん、味の素・鰹節、オタフクソースなどのあまり使わない調味料、カレールーやお好み焼き粉などですね。(アメリカのスーパーでは牛・豚は塊しか無く、一応頼めばスライスしてくれるようですが毎回それもめんどくさいですね)

 特に米とスライス肉は自炊なら必須と思います、このあたりを入手できるところが2箇所あります。

2、車でアジア系スーパーに行く

 車で30−45分くらいのところにアジア系スーパーがあり、そこでは普通に日本の食材が買えます。特に車で45分のところの日系スーパーにはだいたいなんでもあります。商品も日本のメーカーのものなので懐かしい気持ちになれます。

 食材としては、上のものはもちろん、鰻や刺し身などもおいてあります。価格も米系スーパーで日本のものを買うよりは安くなっています。食材以外には、カルピスなどの日本の飲み物、日本酒・日本のビール、コアラのマーチなどの日本のお菓子もあります。さらに、本、化粧品、調理器具なんかも取り扱いがあり、様々なものを調達できますし、フードコートにはすた丼や山頭火がありますね。

3、オンラインストア

 今多くの人がメインで使っている方法と思います。アジア系のオンライン通販が存在しており、そこに上記で書いた大抵のものはあります。料金も実店舗よりも割安なことが多く、注文翌日に届く事が多いのでとても便利です。シカゴの冬は非常に厳しく、歩くのはもちろん車でも中々外に出づらいので玄関まで届けてくれるサービスは素晴らしいです。一定以上買うと送料も無料なのがGood。ただ、一番重要な豚肉スライスがこの夏からずっと品薄状態になっており、見つけたときにたくさん買っておくことが必要になります。なので、オンラインで探して、見つからないときはアジア系スーパーへという流れになります。

 アマゾンでも一部の商品は売っており、それも確認すると良いです。味覇とかはアマゾンで買った気がします。味の素もアマゾンです。アメリカではグルタミン酸はスーパーで取り扱えないのか?全くおいてありません。

Q. 価格は割高じゃない?

A. 基本的に高いです。

 例えば、この記事を書いている時点で、牛スライスが1ポンド$14、白菜が1玉$7、米が5kgで$25、醤油は750mlで$9.5、キューピーマヨネーズ500gが$7、えのきが200gで$5.3 といった感じでした。多少は物価感伝わるでしょうか?(私は最近の日本の物価がわからないのですが)

 ただ、アメリカはそもそも物価が非常に高く、外食すると税・チップ入れて簡単に$30くらいとんでしまいます。チップがないファストフードで$10−15とか。なので、それと比べると非常に安いとは言えると思います。

 一部調味料は非常に高いので日本から持ってきて良いものは持ってくると良いかもしれません。(税関での責任が取れないのでここには明記しません)

 ビールだけは、アメリカのほうが安いです。Super Dryが12缶で$12のときもあります。

Q. 実際何を作っているの?

A. Youtuberのレシピ

 もちろん人によるのですが、こっちに来てから自炊を始める人も多い関係上、多くの人はYoutubeのレシピを参考にしています。私はじめ、多くの在校生は、某料理系(いや飲酒系?)Youtuberを見ています。Evanstonにアル中マシーンはありませんが。

 素晴らしいところは、基本的な味付けが鰹節と味の素と基本的な調味料だけなので非常に作りやすいです。レシピも簡単ですしね。オイスターソース、甜麺醤・豆板醤、白だしあたりは通販で問題なく入手可能です。ただ、マロニーちゃんとか、コンビニの商品は手に入らないので、特に簡単なレシピに一部再現不可能な物があるのは残念ですね。

 Evanstonは冬とても寒く、外食は美味しくないのに高いので割と家に人を呼んで料理を振る舞うということが多いです。日本食は非常にウケが良いので、自炊ができると割と楽しいです。

 こんなところでしょうか?異国で住むとなると、食事は不安なところかと思いますが、日本と同じ食事を造ることは可能ですのでご安心ください!

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