Kelloggにはとても頻繁にゲストスピーカーが来ます。
年間1,100~1,500のゲストスピーカーが来校していて、そのうち約3分の1は各クラブ主催、残りはKellogg自体が主催しています。採用目的の企業説明会はもちろんのこと、それに加えて採用とは無関係のリーダーシップポジションの方々の話を聞ける貴重な機会も多くあります。
名だたる企業が多く存在している米国のビジネススクールならではのメリットと言えるのではないでしょうか。
以下に、秋学期のゲストスピーカーの一部をご紹介します。
2019年秋学期のゲストスピーカー(例)
1.Ms. Lori Flees “Innovation at Walmart”
SVP & GMM, Sam’s Club Health & Wellness and Principal, Store No. 8
ウォルマートのインキュベーター事業「ストアナンバー8」のプレジデント。未来の顧客体験を強化するテクノロジーを見極めるためにウォルマートが取り組んでいることのほか、今後のキャリアについてのアドバイスなども交えた講演。Kellogg Retail Clubが主催。
2.Mr. Ashley Goodall “Nine Lies About Work”
SVP, Leadership and Team Intelligence at Cisco
シスコのSVPであり、”Nine Lies About Work”の著者でもあるMr. Goodallの講演。人からのフィードバックをどのように受け止めるか、そもそも受け止めるべきなのか?などに言及。Kellogg Human Capital Clubが主催。
3.Mr. Marc Pritchard
Chief Brand Officer at Procter & Gamble
P&Gのマーケティングの全体像と、そのマーケティング(広告)で何を目指しているのかなど。大企業のCxOのプレゼンテーション方法という観点でも大変参考になる講演でした。Kellogg Marketing Clubが主催。
4.Mr. Hiro Mizuno
Executive Managing Director and CIO, GPIF
大規模なファンドを運用する組織マネジメントや、新しい取り組みへの周りの巻き込み方など。Kelloggで学んだこと、特にInternational Studentへのメッセージなどもいただきました。Kelloggが主催。
これらの講演はランチタイムや夕方の1時間など授業の合間に学生やJV(Significant Others, 配偶者・婚約者・恋人など)に無料で開放されています。
企業のトップマネジメントによる講演以外にも、大企業の事業成功の秘訣や、成功したスタートアップの事例などを聞ける機会も多くありますので、アカデミックで学んだことを実際の事業環境を照らし合わせながら咀嚼することができるのもKelloggの学びの良さのひとつと言えます。