Kellogg Class of 2027の一筆です。私は総合商社からの社費留学でKelloggに来ています。進学の決め手は、自らの専門であるConsumer sectorにKelloggが強みを持つこと、また学生同士のCollaborativeな環境です。
今回はKelloggの授業外の活動に関してお伝えしたいと思います。入学してからの2か月半、私がKelloggで最も驚かされたことは、学生主体の活発な課外活動と、1年目の秋からそこに積極的に参加できる環境です。私自身、秋学期に学生運営のマーケティングコンペティションに参加し、さらに複数のクラブでDirector Positionを持ち活動し、Kellog学生主導のカルチャーを強く感じました。個人的な所感として、Kelloggに来ることの醍醐味は、学生たちが自発的に運営するイベントや機会に恵まれ、自らProactiveに動けばまわりの学生達と協力し物事を形にできることです。MBA留学においてリーダーシップを実践的に体得する場としてはとても良いと思います。
この記事では、その実体験を皆さんにお伝えできればと思います。以下、3つの活動をお伝えします。

  1. Annual Kellogg Marketing Competition
  2. クラブ活動
  3. その他:起業関連、ランニング
  4. Annual Kellog Marketing Competition:CPGブランドマネージャーと取り組むマーケ活動
    Kellogg Marketing Club(KMC)が主催する毎年のマーケティングコンペティションで、参加者は実際のプロダクトを持ち、Kellogg学生をターゲット顧客としてマーケティング戦略を提案します。今年は7ブランドの協賛を受け、1グループ4-5名程度のチームを組み競い合いました。私は米国で広く使われているColgate社のクリーナーブランド Fabulosoを担当し、5名のチーム (Nationality:米国3、インド1、日本1) で活動しました。
    今回の課題は、「Fabulosoを若年層にどうリーチさせるか」
というもの。企業のブランドマネージャーから直接ブリーフィングがあり、実際のデータや制約条件を踏まえたうえで10月・11月の数週間にわたって戦略を組み立てます。最終的な成果物は、ブランドマネージャー向けのプレゼン、また11月初旬の学内での商品販売(サンプル170本)でした。まず取り組んだのはKellogg学生の生活パターンや掃除行動の深掘りです。Secondary ResearchやGoogle Formアンケート、Depth Interviewでの調査を進めるうちに、Kelloggの学生は通常に比べて「家に人を呼ぶ(パーティーをホストする)」頻度が非常に高く、またその会の前後に必ず掃除をすることが分かってきました。そこで私たちは、Fabulosoを使用した掃除の即効性、また香りの強さを全面にアピールし、「Party-Ready Fabuloso」=忙しい学生ホストが来客前のスイッチを入れるクリーナーというコンセプトを提案しました。実際のプレゼンは、コンペの前にマーケティングの教授からBriefingされたフレームワークをもとに、Brandのゴール、その為のStrategy、Tactics、4Pの順にまとめ、Brand Managerに対して提案しました。

学内での商品販売当日は、会場は非常に混み合いました。私達の商品は販売開始から1時間で完売するという異例のスピードで(通常は売り切らない、または2時間半程度要する)終了。現在は結果発表待ちですが、チームの皆とは「We crushed it!!」と互いに喜びました。
このコンペの総括ですが、まず、入学2-3週目から実際のプロダクトのマーケティング機会を獲得できることは貴重に感じました。このコンペは31年間続いていて、KelloggのCPGメーカーとのConnectionの強さが表れています。私はConsumer Sector出身かつその分野に戻りたいと思っているので、Brand Managerから直接フィードバックを得られる経験はとてもありがたく、また他学生にとってもCPG分野で就職活動する際には社外と関わり成果を出した経験の1つとしてアピールできる題材だと思います(実際にこのコンペに昨年参加した2年生の中で、この後CPGでのインターン、内定をもらう人を多く見ました)。また、ダイバーシティに富んだ学生5名グループ(Nationality:米国3、インド1、日本1)で1か月のプロジェクトに取り組むことは自分にとって良い学生活動の幕開けだったと思います。私以外は皆Nativeで、実のところ当初は議論で発言を控える場面もありました。一方、こちらの文化では小さなことでも発言しないことはその場に貢献していないのと同義と捉えられるので、とにかく自分の意見を伝え、チームの議論をBuild Upすることに集中しました。また、プレゼンでは戦略、消費者調査の準備・発表を担当し、これまでのWork Experience(総合商社の流通部門での投資戦略の組み立て、消費者調査の実施経験)をうまく活用できたのではないかと思います。

チームメンバー+1名います

商品購入者、会場の様子

  1. クラブ活動
    Kelloggのクラブ活動は他学校に比べて少し特徴的で、Slack Groupにさえ入ればどのクラブの活動にも参加できます。(そのため、クラブのメンバーは数百名というのが一般的です)。クラブ活動はとにかく盛んで、毎日ランチ時間帯は10-20のクラブが何かしらのイベントを実施、週末イベントの他、各クラブによる1日‐数週間の泊りがけのTrekも開催されます。Kellogg学生、特に1年生にとっては、「この昼休みにどのクラブのイベントに参加して、何を得るか」「この週末に何個のクラブ活動をはしごできるか」はお決まりの悩みのように感じます。
    また、毎年9月頃に、1年生はクラブのDirector PositionへのApplicationがあり、インタビュー等選考に通れば1年間、2年生とともにそのクラブのExecutiveメンバーとして活動を盛り上げていくことになります。上記のKMCも大きなクラブの1つです。クラブのDirector Positionの数には特に制限はありませんが、通常1-2、多くて3つのクラブに属しているというのが一般的だと思います。
    私は以下3つのクラブのDirectorをしています。
  2. Kellogg Student Association(KSA:Kelloggの生徒会のような団体): Alumni Learning Seriesを運営するチームに所属。学期毎に3つ程度のイベントを開催(規模:60-70名程度)。
  3. Wilderness Club:Outdoorを愛する学生たちの集まり。Camping、カヤック、ボルダリング、Ice Fishing等活動は様々。私はCamping/trekチームにてイベントを企画。
  4. Japan Club:いわずもがなですが所属。マーケティングを担当。
    私は商社で採用の仕事を2年半ほど担当していたので、KSAのキャリアイベントの企画はバックグラウンドを活かせると考え、またAlumniと関わりを持てる機会が欲しいと思いアプライしました。秋はKelloggを卒業して共働きする夫婦Alumniをゲストとしたイベントや、IBやコンサルのManaging DirectorのAlumniを招致し、企画運営を行いました。現在、冬学期の企画に向けてアンケートを実施、学生のニーズを探っています。

開催セミナーの様子
Wilderness Clubは、旅行と運動が大好きなのと、今般Camping Goodsを地味に集め続けていたので、折角ならば主体的に企画して自分のOutdoor知見を広げたいと思い活動に参加しました。3月のPatagonia Trek(学生が35名程度参加する9日間のBack packing trek、なんと5日間は野外泊でシャワーがありません…お湯浴びはできます)のTrek Leaderをしています。いきなりこういった大きな企画のLeaderになるというのは驚きでしたが、2年生も積極的に1年生に企画アイデアや主導を任せてくれるかつ、これまでの経験をもとにしたアドバイスをくれて、運営は進めやすいです。トレッキングやキャンプを通じて仲間と深い対話をする機会は、普段の生活では生まれない種類のつながりが育つと思うので、その点も楽しみにしています。

トレック企画概要
Japan Clubは、自分のアイデンティティを強く発揮して学生間の交流に貢献できる場だと感じます。秋学期に自分の家でSmall Group Dinnerを企画した他、40名が集まる大規模なIzakaya&Smash Brothers Nightイベントの広報を担当しました。KelloggのJapan Clubは日本人だけでなく日本が単純に好き、または日本で働いたことのある等ルーツのある人がDirectorに多く所属していて、Izakaya Nightという秋のメインイベントもシアトル出身の2年生が積極的に主導していました!

Small Group Dinnerの様子。手巻き寿司、唐揚げをメインディシュに。たけのこニョッキッキゲームを布教。

IZAKAYA & Smash Brothers Night by Japan Club
自分の中では現在、これらのクラブ活動がKelloggの学生生活のなかで大きな割合を占めています。授業以外に深く学生同士で関われる場所、またInternationalな学生を率いて自分のリーダーシップを研鑽していく場所として位置付けており、これからも積極的に関わっていきたいと思います。Kelloggへの留学を考えられている方は、ぜひ自分をStretchできる機会として認識いただければと思います!

  1. その他:起業関連、ランニング
    最後に、Kelloggの課外活動として学生の間での起業に関して簡単ですが触れておきたいと思います。Kelloggが提供する機会に関してはClass of 2025の西山さんのBlogにて非常に詳しくまとめられているので、関心のある方はそちらを読まれることを強くお奨めします。Kelloggは1年生から既に自分の事業を持っている学生や、入学してから立ち上げたというひとが少なくなく、仲の良い友人の一人は自らがこの夏の旅行で骨折した経験(!)をもとに、怪我をした方や障害を持つ方でも簡単に着脱できる衣服の開発・スタートアップを始めています。私自身も現在Gut health領域での新規事業アイデアを練っており、この冬にGarage(Northwestern大学の運営するStart up lab)へのアプライ・事業検証機会をもらう他、New Venture Discoveryという授業を受講してアイデアを膨らませています。
    また、運営ではありませんが、ランニングクラブに積極的に参加しています!11月にChicago Hotchocolate RunというイベントでKelloggの学生たちと15kmを走ったので、このような活動もあるよというご紹介にクラブの関連写真を3枚。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA