KelloggではいろいろなAffinity ClubやDiversityに関する授業もありますが、それ以外にも学生主体で議論しあい、Diversity, Equity, Inclusion and Justice とは何か?どうしたら主体的に課題にとりかかっていけるのか?ということを考えていく場がいくつかあります。

その一つが今回紹介するEngage Dinners です。

Engage Dinnersは毎年学生主体でKelloggで開催されています。参加希望者は6−8人のグループに分けられ、毎学期2回集まりながらDiversity, Equity, Inclusion and Justiceについて話し合い、理解を深めていく活動です。理解を深めることで、自分たちがいるコミュニティをみんなが安心して参加できる場にしていきたい、という理念があります。コロナ前は、グループで食事を取りながら話すことが多かったようで、カジュアルかつ安全が確保された場だからこそ、普段は聞きづらいお互いの本音の話を聴ける場でもあります。

学生の忙しいスケジュールに合わせつつ、内容に沿って話し合いができるように議題が設計されている点でハードルが低くも、過去に参加した学生から評価の高い活動の一つです。

Engage Dinnersではより深い議論のため、毎回決められたテーマに合わせて1時間程度で消化できる事前課題(記事や動画)が渡されます。TED Talksの動画やブログ記事など、読みやすくも考えさせられる内容がキュレーションされており、それぞれのテーマを理解する良い導入になっています。

これまで私がこれまで参加した3回では下記のようなテーマで議論していました。

· Identity, Power and Privilege

· Diversity, Equity, Inclusion, and Social Justice

· Intersectionality and Systemic Oppression

私は、年々ダイバーシティに対する問題意識が高まっていく中、いずれチームを率いるリーダーになったときに課題に気付けるか?インクルーシブな環境づくりをしていけるかと考えたときに危機感を感じ、参加することにしました。

ここ一年でBlack Lives Matterや大統領選など、様々な社会問題が浮き彫りになりましたが、どこかで自分事化できず議論から遠ざかっていた部分が多かったのが本音です。しかし、Engage Dinnersを通していろんな生まれ・育ちの人たちと議論することで、自分自身気づいていなかった課題に気付けたり、そもそもDEIのテーマで話すことへの遠慮を減らせたのではないかなと思っています。

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