みなさんこんにちは。今回はEvanstonでの子育て事情について書いていきたいと思います。

まずは私の紹介を簡単に。夫(学生)と娘(現在1歳5ヶ月)の3人家族です。これまで海外居住経験はなく、海外に住むのは今回が初めてです。恥ずかしながら英語も超が付くほどの初心者です。ここEvanstonには2022年6月から住んでいます。

1. Kelloggコミュニティ

夫が Kellogg への入学を決めた一つの理由に私と娘の存在がありました。Kelloggは学生の家族やパートナーも Kellogg の一員として迎え入れてくれます。学校で行われるイベントには基本的に家族も参加することができるのです。夫は自分1人だけではなく、私や娘も他の学生やその家族と交流できる環境を選んでくれました。実際に、渡米後約半年間で子連れでも参加できるたくさんのイベントや交流の機会がありました。

Kellogg Kids

Kellogg には”Kellogg Kids”というクラブがあります。このクラブではファミリー向けのイベントをたくさん企画してくれます。毎週開催されるものもあるので、積極的に参加すれば子連れファミリーとつながることができます。

  • Kids TG:毎週金曜(長期休暇を除く)夕方に学校の教室に集まってみんなでピザを食べます(TGはThanks Godの略)。子ども向けの映画上映と、たくさんのおもちゃが準備されています。子どもが遊んでる間に…映画に夢中になっている間に…パパママ達はピザを食べながらおしゃべりしたり、ゆっくりしたりできます。
  • ストーリータイム:月1回夕方に Evanston図書館で絵本の読み聞かせ会が開催されます。図書館スタッフが子ども向け絵本の読み聞かせやパペットを使った紙芝居などをしてくれます。
  • 季節に応じたイベント:サンクスギビングやハロウィン、クリスマスなどの時期にはそれにちなんだイベントが開催されます。サンクスギビングにはみんなでご馳走を持ち寄ってお祝いしたり、ハロウィンにはそれぞれ好きな仮装をしてみんなでGlobal Hub内を歩いたり…などなど日本でも馴染みのあるアメリカの行事をアメリカ式で楽しめちゃいます(参加はもちろん自由です!)。

同級生の子連れ友達

夫のプログラムには私達家族以外に3家族の子連れファミリーがいます。みなさんとてもフレンドリーでホームパーティーやお出かけに誘ってくれたり、なんと旅行に一緒に行こうと誘ってくれたりもしてくれます。学校のイベント以外でも交流を持つことができてとても楽しいです。私達は幸い同じプログラムに子連れファミリーがいたので、そこで仲良くしてくれるファミリーとつながることができました。もちろんそうでない場合でも色々なファミリー向けイベントがあるので子連れファミリーとつながる機会はたくさんあります。

その他

ファミリー向けイベントは、Kellogg Kids 主催だけではありません。いろいろなクラブがファミリーイベントを主催してくれます。また、何かイベントを企画する際に子連れも参加できるように配慮してくれることもあります。

生徒会主催のハロウィンイベント

2. 子連れで過ごすEvanston

Evanston は安心して子育てできる場所です。アメリカの中でも治安が良く、街全体が綺麗です。安心して子どもと2人で散歩できるのは本当に嬉しいことです。Evanston で出会ったアメリカ在住歴数十年のママ友(日本人)も「ここは本当に安心して子育てできる。」とよく言っています。

  

夏のエバンストン

夏は毎日娘を連れて徒歩10分程にあるRaymond Parkに遊びに行っていました。そこで公園友達がたくさんできました。みんなでおもちゃをシェアして遊んだり、バースデーパーティーをしたり、シャボン玉で遊んだり。英語が苦手な私にもみんな優しく親切かつフレンドリーに接してくれて、とにかくみんなに会えると思うと毎日公園に行くのが楽しみでした。娘も年上のお兄さんやお姉さんに遊んでもらえて嬉しそうでした。他にも徒歩圏内には公園がたくさんあります。また、徒歩15分くらいで行けるミシガン湖のビーチは毎夏子連れで賑わいます。今年の夏はいろいろな公園に行くのと、娘をビーチデビューさせる計画です。

冬のエバンストン

Evanstonの冬はとても寒いです。夏のように毎日公園に行くのは少し大変です(ほぼ毎日行っている友達もいます)。我が家はGlobal Hubか図書館に行って過ごすことが多いです。 週末のGlobal Hubは娘くらいの年齢の子どもの遊び場として最高です。広い、綺麗、安全、人がほとんどいない。家族3人で行き、夫が学校の課題をやっている間に私と娘はひたすら歩いたり、ボール(持参)で遊んだり、階段の昇り降りの練習をしたりしています。我が家から徒歩3分で行ける図書館も冬の子どもの遊び場として人気です。館内のキッズスペースには、おもちゃやキッチンセットなどがあるので子どもたちが楽しく遊ぶことができます。また、キッズ向けの絵本コーナーでゆっくり絵本を読むこともできます。それ以外にも車で行ける場所に屋内プレイグラウンドが数カ所あります。娘よりもう少し大きなお子さんがいる家族だと回数券を購入してそこに通っている家族もいます。また、IKEA(車で45分)やショッピングモールの中にある無料のキッズスペースに遊びに行っている家族もいます。渡米前は冬の過ごし方に不安がありましたが、屋内で遊べる場所がもて安心しました。

図書館のキッズスペースの一部
図書館の絵本コーナー

子連れ外出

個人的な感覚にはなってしまいますが、日本よりもアメリカの方が子連れでの外出がしやすいです。子連れで入りやすいレストランやカフェがたくさんあります。店内のスペースが広いのでベビーカーでそのまま入店できますし、店員さんもとても親切です。お気に入りはCupitole Coffeeです。店内が広く、ソファ席もあるので、子連れ友達と会うときはこのカフェに行くことが多いです。また、夏はテラス席のあるカフェもよく使います。私はまだ行ったことはないですが、Little Bean Café は子どもが遊べるスペースが設けられていて子連れに人気のカフェです。Kellogg生の子どもは毎週月曜に特別料金で利用できます。

3. 保育園

Kellogg生の子どもは主にBright Horizons EvanstonとYMCAに通っています。場所によって異なりますが、基本的には週3〜5日、半日又は1日でスケジュールを選ぶことができます。日本のような料金補助は基本的にないので料金は高いですが、上記2箇所以外にもEvanston内にはたくさんデイケア、プリスクール、キンダーガーデンがあります。

4. 医療

Evanstonには小児科も多数あります。日本と仕組みが異なるので、最初の受診までは少々苦労しましたが、我が家が利用している小児科は予約システムがしっかりしているので1回目の受診後は、今のところそこまで困ったことはないです。むしろ日本にいた時より便利と感じることが多いです。予防接種や定期健診はイリノイ州の基準にしたがって進めてもらえるので安心してください。定期健診のタイミングや予防接種の種類が日本と少し異なることもあるので、私は日本から持参した母子手帳に記録を書き込むようにしています。ドクターによってはお願いすれば母子手帳に書き込んでくれることもあるようです(もちろん英語)。

5. その他

アメリカに来て大きく変化した一つに娘の食事があります。日本でこれまで簡単に手に入るような食べ物がアメリカでは近くのスーパーに売っていないこともしばしば。売っていても日本で買うよりも値段が高いことも。ですので、あまり日本食にこだわらずに手に入るもので作っていくスタイルでやっています。普段は徒歩圏内にある現地スーパーで買い物をしますが、日本食が食べたい場合は車で20分かけてアジア系スーパーに行っています。納豆や出汁、お味噌など基本的なものはそこで購入できます。もう少し足を伸ばすと日系スーパーのMITSUWAがあります(車で45分)。ここに行けば薄切り肉など日本で売られているものはほとんど揃うはずです(うちはまだ行ったことがありませんが…)。車がない場合はアジア系通販サイトでも日本食を購入することができます。

ちなみに子ども用品はAmazonで購入します。子ども服はサイズが日本と少し異なることを除けば、何も困らずに購入できます。紙おむつはこちらはテープが主流ですが、パンツタイプも手に入るので安心してください。

以上、Evanstonでの子育て事情をおおまかに書きました。まとめるとコミュニティ面は積極的に外に出ていけば出会いはたくさんあります。Evanstonは小さな街なのでたくさん外に出ていけば挨拶を交わすうちに自然と顔見知りが増えていきます。そして、生活面は慣れてしまえば何とかなる!です。医療、保育園、食事…日本と異なることばかりです。でも慣れてしまえば何も問題ないし、むしろこっちの方が良いかも?となることもしばしば。もちろん、日本の方が良いと思うこともありますが…。

Evanstonは都会とは言えませんが、スーパーや公園、保育園が徒歩圏内とコンパクトにまとまっているのでトータルして子育てしやすい環境だと思います。

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